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相続を弁護士に依頼するとどうなるか
相続の手続きや、遺産をめぐる話し合いは、思っている以上に手間がかかり、専門的な判断が必要になる場面も多いものです。慣れない人にとっては、なおさら大変に感じられます。自分だけで進めようとして、途中で行き詰まってしまう人も少なくありません。そんなとき、弁護士に依頼すると、専門家の力を借りて、確実に、そして自分の負担を減らしながら、相続を進められます。費用はかかりますが、それ以上の価値を感じられることも多いのです。ここでは、相続を弁護士に依頼するメリットや、費用以上の価値がどこにあるのかを見ていきます。費用の向こうにある価値を、一緒に確かめていきましょう。
「弁護士に頼むと費用がかかるから」と、依頼をためらう人は少なくありません。たしかに、費用は気になるところです。しかし、費用のことだけを見て判断してしまうと、依頼することで得られる、大きな価値を見落としてしまうかもしれません。相続は、手続きが複雑なうえ、家族の感情もからむ、負担の大きいものです。それを、慣れない中で一人で背負うのか、専門家とともに進めるのかで、かかる労力も、心の余裕も、まったく変わってきます。費用は、その負担を軽くし、確実な解決を得るための対価だと考えると、見方も変わってくるはずです。かかるものとしてだけでなく、得られるものの対価として捉えることが大切です。
この記事では、まず相続を弁護士に依頼するとどうなるのかを見たうえで、依頼することで得られる主なメリットを整理します。続いて、費用以上の価値がどこにあるのか、自分で進める場合との違い、依頼を検討したい場面、費用と進め方まで解説します。弁護士に依頼するかどうか迷っている人が、その価値を正しく理解して判断できるように、分かりやすくまとめていきます。読み終える頃には、依頼の価値が、はっきり見えているはずです。
専門家に任せられる安心
相続には、財産や相続人を調べたり、書類を集めたり、遺産の分け方を話し合ったりと、さまざまなことが関わってきます。やるべきことは、思っているより多いものです。これらを、慣れない中で自分だけで進めるのは、大変な労力です。弁護士に依頼すれば、こうしたことを専門家に任せられます。何をどう進めればよいのかを、その都度、教えてもらえますし、複雑な手続きも代わりに対応してもらえます。分からないことを一人で抱え込まず、頼れる相手がいるというだけで、大きな安心につながります。何をすればよいか迷ったときに、聞ける相手がいる心強さは格別です。
相続の手続きは、一つひとつは地味でも、積み重なると相当な負担になります。どこに何を届け出るのか、どんな書類が必要なのか、期限はいつまでか。こうしたことを、一から自分で調べながら進めるのは、時間も気力も要ります。とくに、仕事や家庭のことと並行して進めるとなると、その大変さは、なおさらです。弁護士に依頼すれば、こうした煩雑なことを任せられ、自分は必要な判断だけに集中できます。また、進め方に迷ったときや、不安なことが出てきたときに、すぐに相談できる相手がいるのも心強いものです。相続は、多くの人にとって、たびたび経験することではありません。分からなくて当然の分野だからこそ、専門家に導いてもらえる安心は、大きな意味を持つのです。手探りで進める不安から解放されるだけでも、依頼する価値があります。
弁護士に依頼するメリット
相続を弁護士に依頼すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。おもなものを整理して見ていきましょう。一つずつ見ていくと、依頼する意味がはっきりしてきます。自分にとっての利点が、きっと見つかるはずです。
依頼で得られる主なメリット
相続を弁護士に依頼することで得られる、おもなメリットは次のとおりです。自分にとって、どれが大きいかを考えてみてください。どれも、相続の負担を軽くするうえで役立ちます。自分の状況に照らして見ると、ぐっと具体的に感じられるはずです。
- 手続きや書類の準備を任せられる
- 相手との交渉や連絡を代わりにしてもらえる
- 法律にもとづいて、自分に不利にならないよう進めてもらえる
- 複雑な問題も、専門的に対応してもらえる
- 手間や時間、精神的な負担が大きく減る
これらのメリットは、どれも、自分だけで進めるのが難しい場面で力を発揮します。とくに、手間や時間、そして精神的な負担が減ることは、大きな利点です。相続は、ただでさえ、大切な人を亡くした後の、慌ただしく心も落ち着かない時期に進めることになります。その中で、複雑な手続きや、家族との話し合いまで自分で抱えるのは、大きな負担です。弁護士に任せられれば、その負担から解放されます。心の余裕を取り戻せることは、それだけで大きな救いになります。
とくに見落とされがちなのが、法律にもとづいて、自分に不利にならないよう進めてもらえる、という点です。相続には、知っているかどうかで結果が変わることが、少なくありません。法律の知識がないまま話し合いを進めると、本来受け取れるはずのものを受け取りそこねたり、不利な条件で合意してしまったりすることもあります。弁護士に依頼していれば、自分がどういう立場にあり、何を主張できるのかを、きちんと踏まえたうえで進めてもらえます。知らないことによる損を防げるというのは、目には見えにくいものの、とても大きな価値です。手間が減るだけでなく、結果の面でも、依頼する意味は大きいといえます。目に見える負担と、目に見えにくい損失の両方を防げるのが、依頼の強みです。
また、弁護士に依頼することには、家族の関係を守りやすくなる、という面もあります。遺産分割で、家族どうしが直接、お金のことでぶつかり合うと、たとえ話がまとまっても、後々まで気まずさが残ってしまうことがあります。弁護士が間に入れば、感情的なやりとりを避けながら、交渉や連絡を進められます。相手と直接向き合わずに済むことで、家族としての関係を保ちやすくなるのです。相続をきっかけに家族が疎遠になってしまうのは、避けたいものです。第三者である弁護士を通すことで、冷静に話を進められ、結果として、家族の関係を守ることにもつながります。これも、費用だけでは測れない、依頼の大切な価値の一つだといえるでしょう。お金のことで家族の縁を損なわずに済むのは、何にも代えがたいことです。
費用がかかっても依頼する価値がある理由
弁護士に依頼すると費用がかかりますが、それでも依頼する価値があるのは、なぜでしょうか。その理由を見ておきましょう。費用の先にある価値に、目を向けてみてください。見えにくい価値にこそ、大切なものがあります。
費用以上の価値がある理由
弁護士に依頼する費用を、単なる出費と考えると、ためらってしまうかもしれません。しかし、依頼することで得られるものを考えると、費用以上の価値があることも多いのです。まず、自分で進める場合にかかる、膨大な手間と時間が省けます。仕事や生活の合間に、慣れない手続きに追われることを思えば、その負担が減る意味は小さくありません。また、法律にもとづいて進めてもらえるため、自分に不利な結果になるのを防げます。知らずに損をしてしまうことを避けられれば、結果的に、費用を差し引いても得になることもあります。そして、何より、精神的な負担が軽くなります。もめごとの矢面に立たずに済み、頼れる専門家がついているという安心は、お金には代えがたいものです。こうした価値を考えると、費用は、確実で納得のいく解決を得るための、必要な投資だといえます。支払う費用の先に、それを上回る安心と結果があるのです。
もう少し具体的に考えてみましょう。もし、自分で相続を進めて、知らないうちに不利な条件で合意してしまったとしたら、どうでしょうか。あとで「もっと受け取れたはずだった」と気づいても、いったん合意したことを覆すのは、簡単ではありません。その損失は、弁護士に支払う費用よりも、はるかに大きくなることさえあります。また、慣れない手続きに追われて、何日も、あるいは何か月も、心が休まらない状態が続くことの負担も、決して小さくありません。弁護士に依頼すれば、そうしたリスクや負担を避けられます。費用がかかることばかりに目を向けるのではなく、依頼しないことで生じるかもしれない損失や負担にも、目を向けてみることが大切です。両方を比べたうえで、依頼する価値があるかどうかを判断すれば、費用への見方も、おのずと変わってくるはずです。かかる費用と、避けられる損失を並べて考えることが大切です。
自分でやる場合との違い
相続を自分で進める場合と、弁護士に依頼する場合とでは、どのような違いがあるのでしょうか。比べて見ておきましょう。それぞれの良さと大変さが見えてきます。両方を知ったうえで選ぶことが大切です。違いを知れば、判断もしやすくなります。
自分でやる場合と依頼する場合
相続の手続きは、自分で進めることもできます。財産や相続人が少なく、家族の間で争いもない場合には、自分で進められることもあるでしょう。その場合、費用を抑えられるという利点があります。一方で、手間と時間はかかりますし、慣れないことでミスをするおそれもあります。これに対し、弁護士に依頼する場合は、費用はかかりますが、手続きを任せられ、確実に、そして自分の負担を減らしながら進められます。とくに、相続人が多い場合や、財産が複雑な場合、家族の間で意見が食い違っている場合などは、自分で進めるのが難しく、依頼する意味が大きくなります。自分の状況に応じて、どちらが向いているかを考えるとよいでしょう。費用、手間、そして確実さのどれを重んじるかで、選ぶべき道も変わってきます。
大切なのは、費用の有無だけで決めないことです。自分で進める場合は費用がかからない一方で、自分の時間と労力を、たくさん使うことになります。その時間を仕事や家族のために使えたはずだと考えると、決して「ただ」というわけではありません。また、慣れないことによる見落としや、不利な合意のリスクもあります。弁護士に依頼する場合は、費用がかかる代わりに、そうした手間やリスクから解放されます。どちらがよいかは、財産や相続人の状況、家族の関係、そして自分がどれだけ時間や気力をかけられるかによって変わります。自分だけで抱えるのが難しそうだ、負担が大きそうだと感じたら、無理をせず、依頼を検討してみるとよいでしょう。無理をして自分で進めるより、頼れるところは頼るのが賢明です。自分の時間や気力にも、限りがあることを忘れないようにしましょう。
こんな場合は依頼を検討したい
どのような場合に、弁護士への依頼を検討するとよいのでしょうか。依頼を考えたい場面を見ておきましょう。自分の状況にあてはまるものがないか、確認してみてください。一つでも思い当たれば、相談を考えるとよいでしょう。あてはまらなくても、迷ったら相談してみて損はありません。
依頼を検討したい場面
いくつか、依頼を検討したい代表的な場面があります。たとえば、相続人の間で意見が食い違っていて、話し合いがまとまらない場合は、弁護士に依頼する意味が大きくなります。また、財産の種類が多かったり、不動産など分けにくい財産が含まれていたりして、手続きが複雑な場合も、専門家の力が役立ちます。ほかにも、相続人の中に連絡が取れない人がいる場合や、相手が弁護士を立ててきた場合、仕事などで手続きに時間をかけられない場合なども、依頼を検討するとよいでしょう。自分だけで進めるのが難しい、あるいは負担が大きいと感じたら、依頼を前向きに考えてみることをおすすめします。無理を重ねる前に、頼るという選択肢を思い出してください。
こうした場面に一つでもあてはまるなら、無理に自分だけで抱えず、一度、弁護士に相談してみることをおすすめします。相談してみて、「自分で進められそうだ」と分かれば、それはそれで安心材料になりますし、「やはり依頼したほうがよさそうだ」と分かれば、早めに手を打てます。とくに、家族との話し合いがこじれそうな場合や、すでにこじれてしまっている場合は、時間がたつほど解決が難しくなりがちです。「まだ大丈夫」と我慢を重ねているうちに、関係が修復できないほど悪化してしまうこともあります。少しでも不安を感じたら、その段階で相談しておくことが、後の負担を軽くする近道になります。早めに動けば、それだけ穏やかに解決できる可能性も高まります。
依頼の費用と進め方
弁護士に依頼する場合、費用はどうなるのか、どのような流れで進むのかを見ておきましょう。あらかじめ知っておくと、安心して依頼できます。見通しがあれば、迷いも小さくなります。知っておくだけで、心構えができます。何も知らないまま進めるより、ずっと落ち着いて臨めます。
費用の考え方
弁護士に依頼する費用は、はじめの相談の費用、正式に依頼するときの費用、解決したときにかかる費用などから成り立っています。金額は、依頼する内容や、財産の状況、事案の複雑さによって変わります。はじめの相談は、費用がかからない形で受け付けているところもあります。依頼する前に、費用の説明を受けられるのが一般的なので、いきなり高額な費用がかかる、ということは通常ありません。費用の負担が心配な場合には、費用の面で支援を受けられる仕組みを利用できることもあります。まずは相談のときに、費用のことも含めて確認しておくと安心です。費用の見通しが立てば、依頼するかどうかも落ち着いて考えられます。
費用について不安があるときは、はじめの相談のときに、遠慮なく尋ねておくとよいでしょう。何にどれくらいの費用がかかるのか、どの段階で支払うのかといったことを、依頼する前に確認しておけば、費用の全体像をつかんだうえで、依頼するかどうかを落ち着いて判断できます。信頼できる弁護士であれば、費用について、きちんと説明してくれます。また、費用の負担が大きくて心配だという場合には、収入や財産が一定の範囲内にある人などを対象に、費用の面で支援を受けられる公的な仕組みが用意されていることもあります。こうした仕組みが使えるかどうかも、あわせて相談してみるとよいでしょう。費用を理由に、相続の問題をあきらめてしまう前に、まずは相談して、見通しを立ててみることが大切です。見通しが立てば、費用に見合うかどうかも判断できます。
費用について考えるときに、もう一つ知っておきたいのは、依頼する範囲によって、費用の大きさが変わることがある、という点です。ここは、意外と知られていないところです。相続に関わることすべてを任せることもできますが、一部だけを依頼したり、まずは相談だけにとどめたりすることもできます。自分がどこまで任せたいのか、どこは自分で進められそうなのかを考えたうえで、依頼する範囲を相談すると、費用の面でも無理のない形を選べます。分からなければ、「どこまで頼めるのか」「費用を抑えるにはどうすればよいか」といったことも、相談のときに尋ねてみるとよいでしょう。弁護士は、そうした相談にも応じてくれます。自分の状況と予算に合った、無理のない依頼の仕方を一緒に考えてもらえるのも、相談する利点の一つです。だからこそ、費用が気になる人こそ、まず相談してみる価値があります。
依頼から解決までの流れ
弁護士に依頼してから解決までの、大まかな流れは次のとおりです。全体像をつかんでおくと、見通しが立てやすくなります。どの段階も、弁護士とともに進められます。流れが分かれば、安心して任せられます。
- 弁護士に相談し、状況や希望を伝えます。
- 費用の説明を受け、納得できたら正式に依頼します。
- 弁護士が、手続きや相手との交渉を進めます。
- 解決したら、その内容を確認し、手続きを完了します。
依頼した後は、弁護士が中心となって進めてくれますが、大切なことは、その都度、報告や相談を受けながら決めていきます。自分の意向を伝えたうえで、専門家の助言を得て進められるので、安心して任せられます。分からないことがあれば、いつでも尋ねられるのも、依頼することの利点です。要所要所で相談できるので、置いてけぼりになる心配もありません。
依頼するというと、すべてを丸投げしてしまうように感じるかもしれませんが、そうではありません。相続は、自分や家族の大切なことですから、最終的な判断は、あくまで自分自身で行います。弁護士は、そのために必要な情報や、専門的な見立てを示し、手続きや交渉といった実務を担ってくれる存在です。いわば、頼れる伴走者のようなものだといえます。分からないことや不安なことがあれば、その都度、相談できますし、進み具合も報告してもらえます。一人きりで、手探りで進めるのとは、心強さがまったく違います。専門家とともに、納得しながら進められることが、依頼することの、何よりの安心なのです。一人で決めきれないことも、専門家の助言があれば、迷わず進められます。
依頼するタイミング
相続を弁護士に依頼するなら、いつがよいのでしょうか。タイミングについて見ておきましょう。動き出す時期しだいで、進めやすさも変わってきます。早めの一歩が、後の余裕につながります。思い立ったときが、始めどきです。
早めの依頼がよい理由
結論からいえば、早いほどよいといえます。相続には、期限のある手続きが含まれていることがあります。また、遺産分割などは、話し合いがこじれてしまうと、解決までに時間がかかります。早めに弁護士に相談し、必要に応じて依頼しておけば、こうした期限に間に合わせやすくなりますし、こじれる前に手を打つこともできます。手続きが本格的に始まる前や、話し合いを始める前の段階で相談しておくと、より効果的です。もちろん、すでに話し合いが進んでいる段階からでも依頼はできますが、早いほど、選べる手立ても多くなります。迷ったら、まず相談してみることをおすすめします。相談の段階では費用の心配も少ないので、気軽に一歩を踏み出せます。
とくに、家族との関係を大切にしたいと考えているなら、早めの相談が効果的です。いったん感情的に対立してしまうと、たとえ法律の上では解決できても、家族の間には深い溝が残ってしまうことがあります。まだ穏やかなうちに、弁護士に相談して、もめない進め方を教えてもらえれば、そうした後々まで残るしこりを避けられることもあります。また、相続の手続きには、期限のあるものも含まれます。期限が迫ってから慌てて動くと、じっくり検討する余裕もなくなってしまいます。反対に、早めに動き出せば、依頼するかどうかも含めて、落ち着いて判断できます。「まだ弁護士に頼むほどではない」と思う段階でも、一度相談しておくだけで、いざというときの備えになります。相談は依頼を前提にしなくてよいので、気軽に、早めに動いておくことをおすすめします。まず相談してみるだけでも、これからの見通しが立ちます。
また、相続が起きた直後は、葬儀や各種の手続きなどで、慌ただしい日々が続きます。悲しみの中で、遺産のことまで冷静に考えるのは、なかなか難しいものです。しかし、そうした時期にも、進めておかなければならない手続きや、期限のあるものが含まれていることがあります。早めに弁護士に相談しておけば、何を、いつまでに、どう進めればよいのかを教えてもらえるため、慌ただしい中でも、やるべきことを見失わずに済みます。すべてを自分で把握しようとすると、負担が大きく、大切なことを見落としてしまうおそれもあります。専門家に道筋を示してもらいながら進めることで、落ち着いて、一つずつ対応していけます。心にゆとりがないときこそ、頼れる相手がいることの心強さを、実感できるはずです。つらい時期を、一人で乗り切ろうとしなくてよいのです。
よくある質問
最後に、相続を弁護士に依頼するメリットについてよく寄せられる質問にお答えします。自分の疑問に近いものがないか確認してみてください。依頼を考えるときに気になりやすい点を取り上げます。同じように迷う人は多いので、参考にしてください。
依頼した後、弁護士とはどのくらい連絡を取りますか
連絡の頻度は、事案の進み具合によって変わります。ずっと頻繁に連絡を取り合うわけではありません。手続きが動いているときや、大切な判断が必要なときには、こまめに連絡を取り合うことになりますし、進展を待つ時期には、連絡が少なくなることもあります。いずれにしても、進み具合は、その都度、報告してもらえます。また、こちらから、分からないことや不安なことがあれば、いつでも相談できます。連絡の取り方や頻度について不安がある場合は、依頼する前に、どのように進めてもらえるかを確認しておくとよいでしょう。あらかじめ聞いておけば、依頼した後も安心です。
弁護士に依頼する一番のメリットは何ですか
やはり、手間や時間、そして精神的な負担が大きく減ることが、一番のメリットだといえます。複雑な手続きや、相手との交渉を任せられるうえ、法律にもとづいて、自分に不利にならないよう進めてもらえます。慌ただしく心も落ち着かない時期に、こうした負担から解放されることは、費用以上の価値があると感じられることも多いものです。何を一番の利点と感じるかは人それぞれですが、負担が軽くなることの大きさは、多くの人に共通しています。とくに、心の余裕が生まれることの価値は、経験してみて初めて分かることも多いものです。
費用がかかっても依頼する意味はありますか
はい、費用がかかっても、依頼する意味は十分にあります。むしろ、費用以上の価値を感じられることも多いものです。自分で進める手間や時間が省けるうえ、法律にもとづいて進めてもらえるため、知らずに損をしてしまうのを防げます。結果的に、費用を差し引いても得になることもあります。何より、精神的な負担が軽くなる価値は大きいものです。まずは相談して、費用と得られるものを比べてみるとよいでしょう。費用だけでなく、依頼しないことで生じるかもしれない負担も、あわせて考えることが大切です。両方を並べてみると、依頼の価値が見えてきます。費用は、安心と確実さを買うためのものだと考えるとよいでしょう。
自分でやるのと、どちらがよいですか
これは、自分の状況によって変わります。財産や相続人が少なく、家族の間で争いもない場合は、自分で進めることもできます。その場合は費用を抑えられます。一方、相続人が多い場合や、財産が複雑な場合、家族の間で意見が食い違っている場合などは、自分で進めるのが難しく、依頼する意味が大きくなります。自分のケースがどちらにあたるかを見て、向いているほうを選ぶとよいでしょう。迷うときは、相談して判断するのが確実です。相談してみれば、自分で進められそうかどうかも、はっきりします。
依頼すると自分は何もしなくてよいのですか
いいえ、依頼した後は、弁護士が中心となって手続きや交渉を進めてくれますが、まったく何もしなくてよいわけではありません。大切なことは、その都度、報告や相談を受けながら、自分の意向を伝えて決めていくことになります。とはいえ、複雑な手続きや相手とのやりとりは任せられるので、負担は大きく減ります。分からないことは、いつでも弁護士に尋ねられます。最終的な判断は自分で行いますが、その判断に必要な情報や助言は、弁護士が示してくれます。丸投げではなく、専門家と一緒に進めていくイメージだと考えるとよいでしょう。
どこに相談すればよいですか
相続を弁護士に依頼したいときは、やはり、相続に詳しい弁護士に相談するのが確実です。自分のケースでの見通しや、依頼した場合の費用を整理してもらえますし、そのまま依頼することもできます。相続には期限のある手続きもあるため、早めに相談しておくと安心です。まずは相談して、費用と得られるものを比べたうえで、依頼するかどうかを判断するとよいでしょう。相談してみることで、依頼する価値があるかどうかも、見えてきます。まずは、気になる弁護士に問い合わせてみるところから始めましょう。
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基礎控除額
4,200万円
課税対象額
800万円
相続税の総額(概算)
80万円
申告が必要です
※ 配偶者の税額軽減・小規模宅地等の特例を考慮しない概算です。実際の税額は個別事情により異なります。
