掲載弁護士・法律事務所 2,000以上件/全国対応

相続で弁護士に相談するベストなタイミングとは?

相続で弁護士に相談するベストなタイミングとは?

この記事で分かること

  • 弁護士に相談するのに早すぎることはないこと
  • 生前・相続発生時・相続発生後の三つのタイミング
  • それぞれの場面で相談すべき具体的なケース
  • 相談が遅れるとどんな不利があるか
  • 相談前にしておきたい準備のポイント

この記事では、相続で弁護士に相談するタイミングを弁護士の視点で解説します。相談に早すぎるということはなく、迷った時点で一度相談しておくのが安心です。タイミングは、本人が元気なうちの生前、身近な方が亡くなった相続発生時、手続きが進んだ相続発生後の三つに整理できます。それぞれの場面で相談すべきケースや、相談が遅れると期限を逃したり証拠が集めにくくなったりすること、相談前の準備までを整理します。読み終えれば、いま相談すべきかどうかが判断できます。

相続に強い弁護士を探す

相続で弁護士に相談するタイミング

「相続で弁護士に相談したいけれど、いつ相談すればいいのだろう」。そう迷っている方は、とても多いものです。早すぎるのではないか、あるいは、もう手遅れではないか。そんな不安から、相談のきっかけをつかめないまま、時間だけが過ぎてしまうこともあります。

相続は、多くの人にとって、一生のうちに何度も経験するものではありません。だからこそ、いざそのときになって、何をどうすればよいのか分からず、戸惑うのは当然のことです。まわりに気軽に聞ける相手がいないことも多く、一人で抱え込んでしまいがちです。親族には、かえって相談しづらい、ということもあるでしょう。しかし、相続の問題は、時間が経つほど複雑になりやすく、こじれてしまうこともあります。だからこそ、適切なタイミングで専門家の力を借りることが、円満な解決への近道になるのです。

結論からいえば、相続で弁護士に相談するのに、早すぎるということはありません。むしろ、迷った時点で一度相談しておくことが、後の安心につながります。相談は、問題を大きくしないための、いわば予防のような役割も果たしてくれます。体の不調と同じで、早く手を打つほど、軽く済むことが多いのです。小さな違和感のうちに専門家に診てもらうことが、大事に至らせないコツです。相談のタイミングは、大きく分けて、亡くなる前の生前、相続が始まった相続発生時、そして手続きが進んでいる相続発生後の三つに整理できます。この記事では、それぞれの場面で、どんなときに弁護士へ相談するとよいのかを、弁護士の視点でわかりやすくお伝えします。それぞれの場面には、それぞれに適した相談の意味があります。あわせて、相談が遅れるとどうなるのか、相談前にどんな準備をしておくとよいのかも見ていきます。読み終えるころには、自分はいま相談すべきなのかどうかが、はっきりと判断できるようになるはずです。

相続の悩みは、人それぞれです。財産の分け方に迷っている方もいれば、家族との関係に不安を抱えている方、手続きの進め方が分からず立ち止まっている方もいるでしょう。どんな悩みであっても、一人で抱え込む必要はありません。この記事を読んでいるあなたは、いままさに相続の問題に直面しているのかもしれませんし、これからの備えを考えているのかもしれません。いずれにしても、相談すべきかどうかで迷っているのなら、その答えは「相談してみてよい」です。どちらの立場であっても、相談のタイミングを知っておくことは、きっと役に立ちます。相続は、待ってはくれません。気づいたときには、もう選べる手立てが限られていた、ということもあります。だからこそ、いま自分がどの場面にいて、何をすべきなのかを知っておくことが、何よりも大切なのです。まずは、全体像をつかんでいきましょう。

なお、弁護士に相談することには、単に手続きを代わりにやってもらうという以上の意味があります。自分の状況で、どんな選択肢があるのか、何に気をつければよいのかを、専門的な視点から整理してもらえるのです。専門家に一度話を聞いてもらうだけで、これまで漠然としていた不安の正体が、はっきりと見えてくることがあります。見通しが立つだけでも、心の負担はぐっと軽くなります。漠然とした不安を抱えたまま過ごすよりも、一度話を聞いてもらうことで、次に何をすべきかが見えてきます。何が問題で、どう進めばよいのかが見えないと、人は不安になります。相続の問題は、先が見えないことそのものが、大きなストレスになりがちです。何をすればよいのかが分かるだけで、漠然とした重荷が、こなせる作業へと変わっていきます。全体像がつかめ、進むべき方向がはっきりするだけで、気持ちはずいぶんと楽になるものです。専門家に相談する意味は、こうした精神的な面にもあるのです。一人で悩みを抱え込まず、頼れる相手を持つことは、それだけで大きな支えになります。

ワンポイントアドバイス
相続で弁護士に相談するのに、早すぎるということはありません。「こんなことで相談してよいのだろうか」「まだ早いのではないか」とためらう必要はなく、迷った時点で一度相談しておくのが安心です。とくに、相続人どうしで意見が対立しそうなときや、手続きの進め方がわからないときは、早めに相談することで、後の負担を大きく減らせます。相談するかどうか迷っている、その気持ちこそが、相談すべきサインだと考えてよいでしょう。迷いは、判断に必要な情報が足りていないことの表れでもあります。

相談すべき三つのタイミング

相続で弁護士に相談するタイミングは、大きく三つの場面に分けて考えると整理しやすくなります。それぞれの場面で、相談する意味合いは少しずつ変わってきます。

  • 生前のタイミング:本人が元気なうちに、相続の備えを整えたいとき
  • 相続発生時のタイミング:身近な方が亡くなり、手続きを始めるとき
  • 相続発生後のタイミング:話し合いや手続きが進み、問題が起きたとき

どの場面であっても、共通しているのは「困ってから、あるいは、こじれてから相談するよりも、早めに相談したほうが、選べる手立てが多くなる」ということです。相続は、段階が進むほど、あとから取り返しのつかない場面が増えていきます。手続きが進んでしまってからでは、やり直しに大きな手間がかかることもあります。早い段階であればあるほど、修正も方向転換もしやすいのです。問題が大きくなってからでは、打てる手が限られてしまうこともあります。逆にいえば、早めに動けば動くほど、選べる選択肢は多くなり、より自分の希望に沿った解決を目指せるということです。時間は、味方にもなれば、敵にもなります。だからこそ、それぞれの場面で、どんなときに相談すべきかを知っておくことが大切なのです。次から、一つずつ見ていきましょう。なお、これらのタイミングは、必ずしもどれか一つだけを選ぶものではありません。生前に一度相談し、相続が始まってからまた相談する、というように、場面ごとに何度相談してもかまいません。むしろ、節目ごとに専門家の目を通しておくことで、安心して手続きを進められます。一度相談して終わり、ではなく、状況が変わるたびに相談する、という付き合い方もできるのです。

生前のタイミングで相談すべきとき

まずは、本人が元気なうちの生前のタイミングです。相続というと、亡くなってから考えるものというイメージがあるかもしれません。しかし、実は、生前のうちにこそ、できる備えがたくさんあります。むしろ、亡くなってしまってからでは、できることが限られてしまう場面も少なくありません。亡くなった後では、本人が何を望んでいたのかを、正確に知ることはできません。本人の意思を反映させられるのは、生前のうちだけなのです。この時期の備えが、後の相続を大きく左右します。何もしなかった場合と、きちんと備えた場合とでは、残された家族の負担が、まるで変わってくるのです。

たとえば、特定の人に財産を多く残したい、あるいは、事業や自宅を特定の子に継がせたいといった希望がある場合です。こうした希望は、口で伝えているだけ、あるいは、頭の中で思っているだけでは、なかなか実現しないものです。何もしないままでは、必ずしもかなうとは限りません。たとえどれほど強い思いがあっても、それを法律にのっとった形にしておかなければ、必ずしも実現するとは限らないのです。遺言書を作成しておくなど、法律にのっとった備えをしておくことで、はじめて実現できます。思いを形にする、その最初の一歩を、専門家と一緒に踏み出せるのです。思いはあっても、それを法的に有効な形にするには、いくつもの決まりごとがあります。弁護士に相談すれば、その希望を、確実な形で残す方法を一緒に考えてもらえます。自分の思いを、どのような形にすれば法的な効力を持つのか。どう書けば、後の争いを防げるのか。そうした点を、専門家の視点から助言してもらえるのは、大きな安心につながります。せっかくの思いが、形式の不備で実現できなかった、ということを避けられるのです。

また、相続人の間で争いが起きそうだと予想される場合も、生前の相談が役立ちます。誰にどう財産を残すかを、あらかじめ整理し、その理由もふくめて伝えられる形にしておくことで、後の争いの芽を摘んでおけるのです。生前に意思をはっきりさせておけば、残された家族が、故人の意思をめぐって争うことのないよう、道筋をつけておくことができます。「うちは仲がいいから大丈夫」と思っていても、いざ相続となると、思わぬところで対立が生じることは少なくありません。ふだんは表に出なかった感情や、それぞれの事情が、財産の分け方という具体的な問題を前にして、一気に噴き出すことがあるのです。「あのときこうだった」という過去の思いが、蒸し返されることもあります。実際、相続をきっかけに、それまで良好だった家族関係が壊れてしまう、というのは、決してめずらしい話ではありません。備えておくに越したことはないのです。とくに、財産の中に不動産が含まれている場合や、事業を営んでいる場合、あるいは、家族の関係が複雑な場合などは、争いが起きやすい傾向があります。不動産は、現金のように簡単に分けられないため、誰がどう引き継ぐかで意見が割れやすいのです。こうした事情に心当たりがあるなら、なおのこと、早めの備えを考えておくとよいでしょう。元気なうちだからこそ、落ち着いて、じっくりと準備を進められます。時間に追われず、家族の状況をふまえて、納得のいく形を考えられるのは、生前ならではの利点です。

相続発生時のタイミングで相談すべきとき

次に、身近な方が亡くなり、相続が始まった相続発生時のタイミングです。この時期は、やるべきことが一度に押し寄せ、何から手をつけてよいか分からなくなりがちです。葬儀や各種の届け出に追われるなかで、相続の手続きまで手が回らない、という方も多いでしょう。そんなときこそ、早めに弁護士へ相談しておくと、道筋が見えてきます。何を、いつまでに、どういう順番で進めればよいのかが分かるだけで、気持ちにゆとりが生まれます。やるべきことが整理されれば、一つひとつ、落ち着いて片付けていけます。

とくに相談をおすすめしたいのが、相続人が誰なのかがはっきりしない場合や、財産の内容が複雑な場合です。相続人の確定や財産の調査は、相続手続きの土台になる大切な作業です。ここが固まっていないと、遺産分割の話し合いも、その先の手続きも、正しく進められません。しかし、慣れていないと手間取ることが少なくありません。ここでつまずくと、その後の手続きすべてに影響が及んでしまいます。早い段階で専門家の手を借りることで、こうした土台を、確実に固められます。とくに、前の結婚での子どもがいる場合や、相続人が遠方や海外にいる場合などは、相続人の確定だけでも手間がかかります。連絡を取ること自体が難しく、話し合いを始めるまでに時間がかかることもあります。こうしたケースこそ、専門家のサポートが力を発揮します。

また、相続では、プラスの財産だけでなく、借金などのマイナスの財産も引き継ぐことになります。借金など、引き継ぎたくない財産がある場合も、この時期の相談が重要です。プラスの財産よりも借金のほうが多いようなときは、引き継ぐかどうかの判断を、早めに固めておく必要があります。借金を引き継ぐかどうかは、相続における重大な判断の一つです。相続放棄などの手続きには期限があり、判断が遅れると、選択肢を失ってしまうこともあります。知らなかった、では取り返しがつかないこともあるため、早めの確認が欠かせません。少しでも不安があるなら、早めに相談して、方向性を定めておくことが大切です。不安を抱えたまま手続きを進めるより、一度立ち止まって専門家に確認するほうが、結果として近道になります。とくに、亡くなった方に借金があるかどうかがはっきりしない場合は、注意が必要です。あとから多額の借金が判明する、ということもあり、そうなると対応できる期間が限られてしまいます。あわてて財産に手をつけてしまうと、後で放棄ができなくなることもあります。よかれと思ってした行動が、かえって不利な結果を招いてしまう、というのは、相続ではよくあることです。判断に迷う段階で相談しておけば、こうした思わぬ落とし穴を避けられます。

相続発生後のタイミングで相談すべきとき

三つ目は、相続手続きがある程度進んだ、相続発生後のタイミングです。当事者だけで話し合っているうちは、なかなか客観的な落としどころが見えないものです。遺産分割の話し合いを始めたものの、うまくまとまらない。あるいは、進めているうちに、思わぬ問題が表に出てきた。そんなときが、弁護士に相談すべき場面です。いったんこじれた話し合いを、当事者だけで立て直すのは、容易ではありません。この段階まで来ると、当事者だけで解決するのが難しくなっていることも多く、専門家の関与が、解決を大きく前に進めることがあります。こじれてしまう前に、早めに相談することが望まれます。まだ話し合いの余地があるうちに、専門家の視点を入れておくと、解決の糸口が見つかりやすくなります。話がまとまらないまま時間だけが過ぎると、相続の手続き全体が止まってしまい、誰にとっても望ましくない状態が続くことになります。塩漬けになった相続は、次の世代にまで問題を持ち越してしまうこともあります。

よくあるのが、遺産分割の話し合いが、相続人どうしでこじれてしまうケースです。感情的な対立が絡むと、当事者だけで冷静に話し合うのは難しくなります。長年の関係があるからこそ、過去のわだかまりまで持ち出されて、話がこじれてしまうこともあります。身内どうしだからこそ、いったんこじれると、かえって感情的になりやすいものです。弁護士が間に入ることで、直接のぶつかり合いを避けながら、冷静に交渉を進めやすくなります。話し合いでまとまらない場合には、調停や審判といった手続きへの対応も任せられます。当事者だけで話し合っていると、感情的なやり取りが増え、話が前に進まなくなることがあります。弁護士が代理人として間に入れば、法的なルールにそって、冷静に話を進められます。結果として、解決までの時間が短くなることも少なくありません。また、相手と直接顔を合わせずに済むことで、精神的な負担が大きく軽くなる、という利点もあります。顔を合わせるだけで気が重い、という相手とのやり取りを、任せられるのは大きな救いです。相続の争いは、金銭の問題であると同時に、感情の問題でもあります。その両面で、専門家が間に入る意味は大きいのです。冷静な第三者が加わることで、感情的になりすぎず、建設的な話し合いに立ち返れることも少なくありません。

また、遺産の使い込みが疑われる、遺言の内容に納得できないといった、個別の問題が生じたときも、相談のタイミングです。こうした問題は、当事者だけで白黒をつけるのが難しく、専門的な判断が必要になることが多いのです。こうした問題は、時間が経つほど解決が難しくなる傾向があります。放っておくと、取り戻せるものも取り戻せなくなってしまうことがあります。違和感を覚えたら、そのままにせず、早めに動くことが肝心です。泣き寝入りせずに済むかどうかは、動き出しの早さにかかっています。気づいた時点で、早めに相談することが、自分の権利を守ることにつながります。「おかしいな」と感じながらも、身内のことだからと我慢してしまう方は少なくありません。事を荒立てたくない、という気持ちもよく分かります。しかし、疑問を抱えたまま黙って進めてしまうと、後悔が残ることもあります。しかし、我慢しているうちに、取り戻せるものも取り戻せなくなってしまうことがあります。一人で抱え込まず、まずは専門家に状況を話してみることが、解決への第一歩になります。

相談が遅れると何が起きるか

ここまで見てきたように、相続で弁護士に相談するタイミングは複数ありますが、共通して言えるのは「遅れると不利になりやすい」ということです。相談が遅れることで、どんな不都合が生じるのかを、あらためて確認しておきましょう。

まず、手続きの中には、期限が定められているものがあります。相続放棄などがその代表です。期限を過ぎてしまうと、本来選べたはずの手立てが、使えなくなってしまいます。相談が遅れて期限を逃してしまうのは、もっとも避けたい事態です。とくに、借金を引き継がないための手続きなどは、期限を過ぎると原則として使えなくなってしまいます。「まだ大丈夫だろう」と後回しにしているうちに、気づけば期限が迫っていた、ということも起こりえます。

また、時間が経つほど、証拠が集めにくくなることもあります。たとえば、財産の使い込みが疑われる場合、その裏づけとなる記録は、時間の経過とともに確認しづらくなっていきます。金融機関に残る記録などにも、さかのぼって確認できる範囲に限りがあることがあります。記録が残っているうちに動けば、後で「証拠がなくて主張できない」という事態を避けられます。早く動くほど、必要な証拠を確保しやすいのです。さらに、相続人どうしの対立も、こじれてから相談するより、その前に相談したほうが、円満に解決できる可能性が高くなります。感情のもつれが深くなる前に、間に入ってもらうことが大切です。いったん関係が決定的に悪化してしまうと、たとえ最終的に解決できたとしても、家族の関係には、長く尾を引くしこりが残ってしまうことがあります。そうならないためにも、早めの相談が、結果として家族を守ることにもつながるのです。財産をめぐる争いで、大切な家族の関係まで失ってしまうのは、あまりにもったいないことです。

相談前にしておきたい準備

いざ弁護士に相談しようと思ったとき、少し準備をしておくと、相談がぐっとスムーズになります。難しく考える必要はありません。分かる範囲で、手元の情報を整理しておくだけで十分です。すべてを完璧にそろえる必要はなく、いま手元にあるものを持っていけば、そこから話を進められます。

相談をより有意義にするために、次のような準備をしておくとよいでしょう。すべてがそろっていなくても、分かる範囲でかまいません。

  1. 亡くなった方と、相続人になりそうな人の関係を、大まかに整理します。
  2. どんな財産や借金がありそうかを、通帳や郵便物などを手がかりに、分かる範囲で書き出します。
  3. 遺言書があるかどうかを確認し、あれば、開封せずにそのまま手元に用意します。
  4. いま困っていることや、聞きたいこと、不安に感じていることを、メモにまとめておきます。

こうした準備があると、弁護士も状況を把握しやすくなり、より具体的な助言を受けやすくなります。断片的な情報からでも助言はできますが、全体像が見えていれば、より的確な見通しを立ててもらえます。限られた相談の時間を、より有意義に使えるようになるのです。とはいえ、準備が整わないと相談できない、というわけではありません。むしろ、何をどう整理すればよいのかが分からない、という状態こそ、相談する価値があるともいえます。何も分からない状態で相談し、そこから一緒に整理してもらう、というのでも、まったく問題ありません。大切なのは、迷ったら、まず相談してみることです。相談への一歩を踏み出せずにいるうちに、状況が悪化してしまうのは、もっとももったいないことです。少しの勇気で踏み出した一歩が、後の大きな安心につながります。まずは問い合わせの一本からでかまいません。完璧に準備をしてから相談しよう、と気負う必要はありません。むしろ、準備の段階で分からないことがあれば、それも含めて相談してしまえばよいのです。「これはどう調べればいいのか」という疑問こそ、専門家に聞くのがいちばんの近道です。相談は、悩みを整理するための場でもあります。話しているうちに、自分でも気づいていなかった不安や、優先したいことが、はっきりしてくることもあります。肩の力を抜いて、まずは一歩を踏み出してみてください。その一歩が、こじれた糸を解きほぐす、はじまりになります。抱えている不安を言葉にするだけでも、気持ちは少し軽くなるものです。まずは、その一歩を踏み出してみましょう。動き出してしまえば、あとは専門家が、一つずつ道を示してくれます。

よくある質問

最後に、相続での弁護士相談のタイミングについて、よく寄せられる質問にお答えします。自分の疑問に近いものがないか確認してみてください。

まだ何も始まっていませんが、相談してもよいですか

はい、まったく問題ありません。むしろ、何も始まっていない段階での相談は、とても有意義です。生前のうちに備えを整えたり、相続が始まる前に見通しを立てたりすることで、後の負担を大きく減らせます。相談に早すぎるということはありませんので、迷ったら気軽に相談してみてください。とくに、財産の内容が複雑だったり、家族の関係に気がかりな点があったりする場合は、早い段階で相談しておくことで、将来の争いを未然に防げることもあります。問題が起きてから動くのではなく、起きる前に手を打っておく。それが、いちばん賢い備え方です。何も問題が起きていないうちに動いておくことが、いちばんの備えになります。

もう手続きが進んでいますが、今からでも相談できますか

もちろん、今からでも相談できます。手続きが進んでいる途中でも、問題が起きたと感じたら、その時点で相談するのがよいでしょう。ただし、手続きには期限があるものもあるため、できるだけ早めに相談することをおすすめします。進んでしまった手続きについても、弁護士に見てもらうことで、対応できることが見つかることもあります。「もう遅いかもしれない」とあきらめてしまう前に、一度、状況を見てもらう価値は十分にあります。自分では手遅れだと思っていたことでも、専門家の目で見れば、まだ打てる手が残っている、というのはよくあることです。あきらめる前に、まず確認してみることが大切です。ほんの少しの行動が、大きな結果の違いを生むこともあるのです。動かなければ、可能性はゼロのままです。

相続人どうしで争いになってから相談するものですか

実際には、対立が表面化してから相談に来られる方が多いのですが、本来は、争いになる前に相談するほうが望ましいといえます。早い段階で相談しておけば、対立が深まる前に、円満な解決の道を探れることが多いからです。「争うほどではないけれど不安」という段階でも、相談する価値は十分にあります。むしろ、そのくらいの段階で相談しておくのが理想的だともいえます。まだ関係が良好なうちに、専門家を交えて話を整理しておけば、お互いが納得できる形で、穏やかに相続を終えられる可能性が高まります。争いの火種が小さいうちに手を打っておくことが、円満な相続の秘訣です。

どんなことを相談できるのですか

相続の悩みは、法律の問題だけでなく、家族の感情や、これからの生活にも関わってきます。だからこそ、一人で抱え込むには重すぎることもあります。相続に関することであれば、幅広く相談できます。相続人が誰になるのか、財産をどう分けるのか、遺言書をどう作ればよいのか、借金を引き継ぎたくないときはどうするのか、といった、さまざまな悩みに対応してもらえます。何を相談してよいか分からない、という段階でも、まず話を聞いてもらうところから始められます。相談の中で、自分では気づいていなかった問題点や、考えておくべきことが見えてくることもあります。「何が分からないのかが分からない」という状態でも、専門家に話すうちに、頭の中が整理されていくものです。まずは、思っていることをそのまま話してみるとよいでしょう。

相談すると、必ず依頼しなければなりませんか

相談したからといって、必ず正式に依頼しなければならないわけではありません。まずは相談だけをして、話を聞いたうえで、依頼するかどうかを判断できます。相談を通じて、自分の状況や、取れる選択肢を整理するだけでも、大きな意味があります。実際に依頼するかどうかは、そのうえで、じっくり考えれば十分です。相談した結果、自分で進められそうだと分かれば、それはそれで一つの収穫です。無理に契約を迫られるのではないか、と不安に思う必要はありません。まずは相談だけしてみて、信頼できそうかどうかを見極める、という使い方でよいのです。気負わずに、まずは相談してみるとよいでしょう。相談したことで、かえって「思ったより深刻ではなかった」と安心できることも、少なくありません。

あなたの相続税はいくら?無料診断

5,000万円
2人

基礎控除額

4,200万円

課税対象額

800万円

相続税の総額(概算)

80万円

申告が必要です

※ 配偶者の税額軽減・小規模宅地等の特例を考慮しない概算です。実際の税額は個別事情により異なります。

遺産相続は弁護士に相談を
法律のプロがスムーズで正しい相続手続きをサポート
  • 相続人のひとりが弁護士を連れてきた
  • 遺産分割協議で話がまとまらない
  • 遺産相続の話で親族と顔を合わせたくない
  • 遺言書に自分の名前がない、相続分に不満がある
  • 相続について、どうしていいのか分からない
掲載2,000以上事務所 初回相談無料の事務所多数 全国対応

かんたん3ステップで相談できます

1
お住まいの
地域を選ぶ
2
事務所を
比べて選ぶ
3
無料相談を
申し込む
上記に当てはまるなら弁護士に相談
相続に強い弁護士を探す