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痴漢で逮捕されたら?流れと示談・慰謝料

痴漢で逮捕されたら?流れと示談・慰謝料

この記事で分かること

  • 痴漢が問われる罪の種類
  • 逮捕後に手続きが進む流れ
  • 在宅事件になるケース
  • 痴漢事件で示談が重要な理由
  • 慰謝料や示談金の考え方
  • 冤罪を疑われたときの対応
  • 早めに弁護士へ相談する大切さ

痴漢は迷惑防止条例違反や不同意わいせつ罪に問われ、逮捕後は最長20日以上身柄を拘束されることがあります。この記事では、罪の種類や逮捕後の流れ、結果を左右する示談と慰謝料の考え方、冤罪を疑われたときの対応まで、弁護士の視点でわかりやすく解説します。早期の対応が不起訴につながります。

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痴漢で逮捕されたら、まず落ち着いて流れを知ろう

満員電車のなかで突然腕をつかまれ、駅事務室へ連れて行かれる。痴漢事件は、こうした思いがけない形で始まることが少なくありません。身に覚えがある場合も、まったくの誤解だと感じる場合も、その後どうなるのか分からず、頭が真っ白になってしまうのは当然です。

痴漢で問題になるのは、各都道府県の迷惑防止条例違反、あるいは刑法上の不同意わいせつ罪などです。どの罪に問われるかは、行為の内容によって変わります。衣服の上から触れたのか、衣服の中に手を入れたのかといった違いが、罪名や刑の重さに直結するのです。いずれにしても、逮捕された後には決まった手続きの流れがあり、その節目ごとに取れる対応があります。とりわけ被害者がいる事件では、示談が結果を大きく左右します。まずは落ち着いて、これから何が起きるのかを順を追って理解していきましょう。痴漢事件は、本人だけでなく家族にとっても大きな衝撃をもたらします。仕事は続けられるのか、家族に知られてしまうのか、前科がついてしまうのか。次々と浮かぶ不安に押しつぶされそうになるかもしれません。けれども、手続きの流れと取るべき対応を知れば、見通しは少しずつ開けてきます。まずは現状を正しく理解することから始めていきましょう。

ワンポイントアドバイス
痴漢事件は、逮捕直後の対応がその後を大きく左右します。取り調べでどう答えるか、被害者とどう向き合うかによって結果が変わるため、できるだけ早く弁護士に相談することが大切です。

痴漢はどんな罪に問われるのか

「痴漢」とひとくちに言っても、問われる罪は一つではありません。行為の内容によって、適用される法律も刑の重さも変わってきます。

迷惑防止条例違反

衣服の上から身体に触れるなどの行為は、多くの場合、各都道府県が定める迷惑防止条例違反として扱われます。迷惑防止条例は、痴漢のほか盗撮やつきまといなど、人々が安心して暮らせる環境を脅かす行為を幅広く規制する目的で設けられています。条例の内容は地域によって異なりますが、公共の場所や乗り物の中で、人を著しく羞恥させる行為などを禁じている点は共通しています。電車内での痴漢の多くは、この迷惑防止条例違反として立件されることになります。条例ごとに罰則の内容に違いがあるため、どの地域で起きた事件かによって、扱いが変わることもあります。たとえば、同じような行為でも、地域によって定められた罰則の上限が異なることがあります。自分の事件にどの条例が適用されるのかを確認しておくことが大切です。

不同意わいせつ罪

衣服の中に手を入れるなど、より悪質性の高い行為は、刑法上の不同意わいせつ罪に問われることがあります。どの程度の行為がどちらの罪にあたるのかは、線引きが微妙なこともあり、専門的な判断を要します。自己判断は禁物であり、正確な見きわめには弁護士の知識が役立ちます。こちらは迷惑防止条例違反よりも重い罪であり、法定刑も重く定められています。被害者の心身に与える影響が大きいと考えられるため、より厳しく扱われるのです。同じ「痴漢」でも、行為の態様によって、問われる罪の重さは大きく異なるのです。条例違反であれば罰金で済むこともありますが、不同意わいせつ罪となれば、より重い処分が見込まれ、起訴された場合のリスクも大きくなります。どの罪に問われるのかによって、その後の対応の急ぎ方も変わってくるのです。

区分 主な行為の例 刑の重さ
迷惑防止条例違反 衣服の上から触れるなど 不同意わいせつ罪より軽い
不同意わいせつ罪 衣服の中に手を入れるなど 迷惑防止条例違反より重い

どちらの罪に問われるかは、その後の処分の見通しを左右する重要なポイントです。たとえば、不同意わいせつ罪にあたるケースでは、起訴されたときに重い刑が見込まれるため、示談をはじめとする対応をいっそう急ぐ必要があります。自分のケースがどちらにあたるのかを正確に把握することが、適切な対応の出発点になります。

逮捕された後はどう進むのか

痴漢で逮捕された場合、その後の手続きは他の刑事事件と同じ流れをたどります。見通しを持っておくと、不安がいくらか和らぎます。

逮捕から勾留まで

逮捕されると、警察署で取り調べを受け、留置場に身柄を置かれます。警察は逮捕から48時間以内に事件を検察官へ送致し、検察官はさらに身柄拘束が必要かどうかを判断します。必要と判断されれば、裁判官に勾留が請求され、認められれば原則10日間、延長でさらに最大10日間、身柄が拘束されることがあります。起訴・不起訴が決まるまでに、逮捕からあわせて最長で20日以上にわたって身柄を拘束されることもあるのです。この期間は決して短くなく、その間は会社や学校を休まざるをえません。だからこそ、勾留を避けたり、早期に身柄解放を求めたりする弁護活動が大きな意味を持ちます。

起訴・不起訴の判断

勾留の期間が満了するまでに、検察官が起訴するか不起訴にするかを決めます。痴漢事件では、この判断にあたって被害者との示談が成立しているかどうかが大きく影響します。示談が成立していれば、不起訴になる可能性が高まります。逆に、示談がまとまらないまま勾留期間が過ぎてしまうと、起訴されてしまうおそれが大きくなります。限られた時間のなかで、いかに被害者との合意にたどりつけるかが問われるのです。

  1. 逮捕:警察署で取り調べ、最長48時間以内に送致を判断。
  2. 送致:検察官が勾留請求の要否を検討。
  3. 勾留:原則10日間、必要に応じて最大10日間延長。
  4. 処分決定:勾留満了までに起訴・不起訴を判断。

痴漢事件は、勤務先や家族に知られることを恐れる方が多い類型です。身柄拘束が長引けば、それだけ周囲に事情が伝わるリスクも高まります。たとえば、定まった住居があり、家族など身元を引き受けてくれる人がいて、逃亡や証拠隠滅のおそれが小さいことを示せれば、身柄を拘束する必要は小さいと判断されやすくなります。だからこそ、早期の身柄解放や、勾留そのものを避けるための弁護活動が重要になります。

痴漢で必ず逮捕されるとは限らない

痴漢と聞くと、その場で取り押さえられてすぐに逮捕されるイメージを持つ方が多いかもしれません。たしかに、現行犯としてその場で逮捕されるケースは少なくありません。とくに電車内での痴漢は、被害者やその場に居合わせた人によって取り押さえられ、駅員や警察に引き渡される流れが典型です。一方で、後日になって防犯カメラの映像などから捜査が進み、在宅のまま手続きが進む「在宅事件」となることもあります。

在宅事件であっても、刑事事件であることに変わりはありません。警察や検察から呼び出しを受けて取り調べに応じ、最終的に起訴・不起訴の判断がなされます。身柄を拘束されないぶん、ふだんの生活を続けられるという利点はありますが、捜査の行方が見えにくく、不安を長く抱えやすい面もあります。在宅事件だからといって、必ず軽い処分で済むとは限らない点にも注意が必要です。在宅だからと油断せず、早めに弁護士へ相談しておくことが望まれます。

呼び出しを受けたときの注意
警察からの呼び出しを無視すると、逮捕につながるおそれがあります。一方で、取り調べでの受け答えは後の処分に影響します。呼び出しを受けたら、応じる前に弁護士に相談し、対応の仕方を確認しておくと安心です。

痴漢事件で示談が重要な理由

痴漢事件において、示談がなぜこれほど重視されるのか。その理由を知れば、なぜ早く動くべきなのかが見えてきます。

示談が処分に与える影響

示談とは、加害者が被害者に謝罪と被害弁償をおこない、当事者間でトラブルを解決する合意のことです。被害者が「処罰までは望まない」という意思を示してくれれば、その意向は検察官や裁判所の判断に大きく反映されます。検察官は、被害者の気持ちを軽視して処分を決めることはできないからです。とくに痴漢事件では、被害が比較的軽い場合、示談の成立が不起訴の決め手になることもあります。刑事手続は、加害者を処罰することだけを目的にしているわけではありません。生じた被害をどう回復し、再発をどう防ぐかという視点も重視されます。被害者が納得して許す意思を示してくれたという事実は、加害者にとって有利な事情として評価されるのです。だからこそ、被害者の気持ちに寄り添いながら、誠実に示談を進めることが、結果につながっていきます。形ばかりの謝罪や、金額だけを急いで提示するような対応では、被害者の心は動きません。

慰謝料の相場について

痴漢の示談金には、被害者の精神的苦痛に対する慰謝料が含まれます。金額は、行為の内容、被害の程度、被害者の処罰感情などによって大きく変わるため、一律に「いくら」と言える性質のものではありません。同じ条例違反のケースでも、被害者がどの程度の精神的苦痛を受けたか、加害者がどれだけ誠実に対応したかによって、最終的な金額は変わってきます。条例違反のケースと、不同意わいせつ罪にあたるケースとでは、相場感も異なってきます。具体的な金額は、被害者の意向もふまえて個別に決めていくことになります。誠意ある対応の積み重ねが、結果として被害者の納得を得ることにつながります。インターネット上には「痴漢の示談金はいくら」といった情報が出回っていますが、その数字をそのまま自分のケースにあてはめるのは危険です。被害者の気持ちや事件の具体的な事情を無視して金額だけを提示すれば、かえって交渉がこじれてしまうこともあります。大切なのは、相場の数字よりも、誠実に被害者と向き合う姿勢です。

補足
示談金は、被害者への慰謝料という性質を持ちます。行為の内容や被害の程度によって幅があり、当事者の事情によって決まるものです。相場の数字だけにとらわれず、誠実な対応を重ねることが大切です。

示談が成立するとどうなるか

示談が成立すると、被害が現実に回復され、被害者の処罰感情がやわらいだと評価されます。その結果、不起訴になったり、起訴されても刑が軽くなったりする可能性が高まります。実際、痴漢事件では示談の成否が結果を大きく分けることが多く、示談がまとまったかどうかで運命が変わるといっても言い過ぎではありません。逆に、示談ができないまま手続きが進めば、本来なら不起訴で済んだかもしれない事件でも、起訴されてしまうおそれがあります。起訴・不起訴の判断には期限があるため、その前にいかに示談をまとめられるかが大きな分かれ目になります。示談は、加害者にとって処分を軽くする手段であると同時に、被害者にとっても被害の回復につながるものであり、双方にとって意味のある解決方法だといえます。

示談交渉は弁護士に任せるべき

示談が大切だとわかっても、加害者本人やその家族が直接被害者に連絡を取ろうとするのは、避けるべきです。むしろ、状況を悪化させる危険があります。

直接交渉が招くリスク

痴漢の被害者は、加害者と顔を合わせることや連絡を取ることに、強い拒否感や恐怖を抱いていることがほとんどです。被害にあった記憶がよみがえることへの不安から、加害者側との接触を一切避けたいと考える方も少なくありません。そうした心情を無視した働きかけは、被害者をさらに傷つけることになりかねません。そこに加害者側から直接アプローチすれば、被害者をさらに傷つけ、処罰感情を強めてしまいかねません。それどころか、新たなトラブルとして問題視されることもあります。被害者からすれば、加害者に自分の連絡先を知られていること自体が、大きな不安の種になります。良かれと思って謝罪に向かったつもりが、被害者をさらに追い詰めてしまうことにもなりかねません。示談を進めたいという気持ちが強いときこそ、冷静な手順を踏むことが欠かせないのです。

弁護士が間に入る意味

弁護士が代理人として交渉にあたれば、被害者は加害者本人と直接やり取りせずに済みます。冷静で誠実な交渉が可能になり、被害者のプライバシーも守られます。被害者にとっても、専門家が間に入ったほうが安心して話を進められるという面があります。感情的な対立を避けられるぶん、より現実的な解決に向かいやすくなります。また、示談の内容を法的に有効な書面に残すことで、後のトラブルを防げます。逮捕されている場合、本人は外部と自由に連絡を取れないため、弁護士が代わりに動けることの意味はとても大きいのです。限られた時間のなかで示談をまとめるには、本人に代わって被害者と交渉できる代理人の存在が欠かせません。被害者の連絡先が分からない場合でも、弁護士が捜査機関を通じて連絡を取れることがあり、本人だけでは進められない場面で力を発揮します。こうした交渉は専門的な配慮を要するため、経験のある弁護士に任せるのが安心です。

  • 被害者と直接やり取りせずに交渉を進められる
  • 感情的な対立を避け、冷静に話し合える
  • 被害者のプライバシーに配慮できる
  • 示談内容を法的に有効な書面に残せる

痴漢の冤罪を疑われたらどうするか

痴漢事件のなかには、身に覚えがないのに疑われてしまうケースもあります。満員電車という密集した状況では、誤解が生じやすいのも事実です。やっていないのであれば、その立場を貫くことが大切です。冤罪は、被害者の証言だけで進んでしまうこともあり、誰にでも起こりうる問題です。

その場で安易に認めない

身に覚えがないのであれば、その場の雰囲気に流されて認めてしまわないことが重要です。早く解放されたいという気持ちから、つい認める発言をしてしまう人もいますが、いったん認めてしまうと、後から覆すのは非常に難しくなります。落ち着いて、やっていないという立場を明確にしましょう。その場では否定していても、警察署での取り調べが続くなかで、精神的に追い詰められて認めてしまう人もいます。しかし、一度認めてしまえば、それを覆すのは容易ではありません。やっていないという確固たる思いがあるのなら、その立場を一貫して保ち続けることが何よりも大切です。

取り調べでの対応に注意

取り調べでは、自分の言い分を正確に伝えることが大切です。曖昧な受け答えや、事実と異なる供述は、後々不利に働くことがあります。とくに、その場しのぎで話を合わせてしまうと、後から「やはり違う」と訂正するのが難しくなります。やっていないのであれば、その点をはっきりと主張し、署名する書面の内容もよく確認する必要があります。こうした場面では、弁護士の助言が大きな支えになります。取り調べは、慣れない環境のなかで長時間にわたることもあり、精神的な負担が大きいものです。「早く終わらせたい」という気持ちから、本意でない供述をしてしまう人も少なくありません。署名した供述調書は後の手続きで重要な証拠となるため、内容を十分に確認しないまま署名することは避けるべきです。弁護士は、こうした場面でどう対応すべきかを具体的に助言し、不利な状況に陥らないよう支えてくれます。一人で取り調べに臨むのと、弁護士の助言を得ながら臨むのとでは、心の余裕も対応の質も大きく変わってきます。

注意
身に覚えがないのに、早く帰りたい一心で認めてしまうと、取り返しのつかないことになりかねません。否認するのか認めるのかは、その後を大きく左右する重大な判断です。迷ったら、その場で結論を出さず、まず弁護士に相談してください。

否認を貫くなら証拠と主張の整理を

身に覚えがないのであれば、なぜ自分がやっていないと言えるのか、その根拠を整理することが大切です。たとえば、手がふさがっていた、立っていた位置から物理的に触れられなかったなど、状況を丁寧に振り返ることで、無実を裏づける手がかりが見つかることがあります。記憶が新しいうちに、自分が覚えていることを正確に伝えられるよう準備しておくとよいでしょう。時間が経つと記憶は曖昧になりがちなので、できるだけ早く整理しておくことが大切です。否認事件では、捜査機関の見立てに対して、こちらの言い分を筋道立てて主張していく必要があります。一人で立ち向かうのは心細いものですが、弁護士が付くことで、取り調べへの対応から証拠の検討まで、専門的な視点で支えてもらえます。やっていないという思いを、適切な形で手続きのなかに反映させていくことが重要です。

早めに弁護士へ相談することが何より大切

ここまで見てきたように、痴漢事件は初動の早さが結果を大きく左右します。認めるにせよ否認するにせよ、できるだけ早く弁護士に相談することが、最善の結果への近道です。

早期相談で広がる選択肢

逮捕直後から弁護士が動き出せば、勾留を避けるための働きかけ、早期の身柄解放の申し立て、被害者との示談交渉などを速やかに始められます。動き出しが早ければ早いほど、打てる手の幅は広がります。起訴・不起訴の判断が下される前に示談をまとめられれば、不起訴を勝ち取れる可能性も高まります。否認事件であれば、不当な取り調べに対して適切に対応し、無実を主張していくことができます。時間が経つほど、取れる手段は限られていきます。とくに起訴・不起訴の判断には期限があり、その期限を過ぎてしまえば、結果を覆すのは難しくなります。だからこそ、できるだけ早く動き出し、限られた時間を有効に使うことが、納得のいく結果につながるのです。「もう少し様子を見てから」と先延ばしにしているうちに、貴重な時間が失われてしまうこともあります。

家族にできること

本人が逮捕されている場合、家族がまずすべきは弁護士への相談です。逮捕直後は家族でも面会が制限されることがあり、被疑者と自由にやり取りできるのは弁護士に限られる場面があります。弁護士を通じて本人の状況を把握し、今後の見通しと取るべき対応を確認しましょう。家族にとっても、突然の逮捕は大きな試練です。何をすればよいのか分からず、ただ時間だけが過ぎてしまうこともあります。気が動転して当然の場面ですが、できるだけ早く専門家とつながることが、状況を前に進めるための鍵になります。そんなときこそ、まずは専門家に状況を伝え、できることから一つずつ進めていくことが、本人を支える最善の方法になります。家族が冷静に動けることは、本人にとっても大きな安心につながります。

痴漢事件は、報道される機会もあり、社会的な影響も大きく、一刻も早い対応が求められます。勤務先や家族に知られることへの不安から、誰にも相談できずに抱え込んでしまう方もいますが、それでは状況は好転しません。弁護士には守秘義務があり、相談した内容が外部に漏れる心配はありませんので、どうか安心して打ち明けてくださって大丈夫です。一人で抱え込まず、まずは専門家に相談することから始めてみてください。痴漢事件は、対応の仕方によって結果が大きく変わる余地のある類型です。認めるにせよ、否認するにせよ、早く正しい知識を得て動き出すことが、後悔のない結果につながります。早めの一歩が、あなたや家族の今後を守ることにつながります。

よくある質問

痴漢で逮捕されたら必ず前科がつきますか?

必ず前科がつくわけではありません。不起訴になれば前科はつきません。被害者との示談が成立し、被害者が処罰を望まない意思を示してくれれば、不起訴になる可能性が高まります。前科を避けたい場合には、起訴される前の段階での対応が重要になります。

示談金の相場はどのくらいですか?

示談金は、行為の内容や被害の程度、被害者の処罰感情などによって大きく変わるため、一律の相場を示すことは難しいものです。衣服の上から触れた条例違反のケースと、より悪質な不同意わいせつ罪のケースとでは、金額の感覚も異なります。具体的な金額は、被害者の意向をふまえて個別に決めていくことになります。

身に覚えがないのに疑われたらどうすればよいですか?

身に覚えがないのであれば、その場の雰囲気に流されて認めてしまわないことが大切です。早く解放されたいという気持ちから認めてしまうと、後から覆すのは非常に難しくなります。落ち着いてやっていないという立場を明確にし、できるだけ早く弁護士に相談してください。否認するという判断は心細いものですが、専門家の支えがあれば、適切な形で主張を続けていくことができます。

会社に知られずに解決することはできますか?

身柄拘束が長引かなければ、勤務先に知られるリスクを抑えられる可能性があります。長期間にわたって連絡が取れない状態が続けば、職場に不審に思われ、事情が伝わってしまうこともあります。早期の身柄解放を目指す弁護活動が、ここでも役立ちます。ただし、必ず知られずに済むと保証できるものではありません。まずは弁護士に相談し、できる限りの対応を進めることをおすすめします。

弁護士に相談するのは逮捕されてからでよいですか?

逮捕される前でも相談できます。むしろ、警察から呼び出しを受けた段階や、事件を起こしてしまったと自覚した段階で相談するほうが、取れる手段は多く残っています。逮捕されてからでないと弁護士に頼めないというのは、よくある誤解です。早ければ早いほど選択肢が広がるため、迷っているなら早めに相談することをおすすめします。

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