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未成年の子が傷害で逮捕されたら?家族の対処法

未成年の子が傷害で逮捕されたら?家族の対処法

この記事で分かること

  • 未成年が傷害事件で逮捕されたときにまず知っておくべきこと
  • 傷害罪と暴行罪はどう違うのか
  • 逮捕直後の流れと観護措置など身柄拘束
  • 少年事件として家庭裁判所へ進む仕組み
  • 逮捕されたとき家族がまずすべきこととNG対応
  • 被害者への対応と示談の重要性
  • 弁護士・付添人に依頼するメリットと学校・進路への影響

お子さんが傷害事件で逮捕されると、家族は大きな不安に襲われます。本記事では、傷害罪と暴行罪の違い、逮捕後の流れと身柄拘束、少年事件として家庭裁判所へ進む仕組み、家族がまずすべきこととやってはいけない対応、被害者への対応と示談、弁護士に依頼するメリットや学校・進路への影響までを、保護者の視点で解説します。

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お子さんが傷害事件で逮捕されたら、まず知っておきたいこと

「お子さんを傷害の疑いで逮捕しました」。警察からそんな連絡を受けたら、誰だって冷静ではいられません。何が起きたのか、これからどうなるのか、頭の中が混乱してしまうのは当然のことです。けれども、こういうときこそ、親が落ち着いて正しく動くことが、お子さんを守る何よりの力になります。

傷害罪とは、人にけがを負わせてしまったときに成立する犯罪です。友人同士のけんか、部活動でのトラブル、ささいな口論からの暴力など、思春期の子どもにとっては、ふとしたことが事件に発展してしまうことがあります。「まさかうちの子が」という思いは痛いほど分かりますが、現実に起きてしまった以上は、現実的な対応を考えていきましょう。傷害や暴行で逮捕された場合の基本的な流れは、こちらでも解説しています。

未成年であっても、傷害事件で逮捕されることはあります。「子どもだから逮捕されないだろう」というのは誤解です。事件の内容や状況によっては、大人と同じように身柄を拘束されることがあるのです。だからこそ、逮捕後の流れを正しく理解し、早めに手を打つことが大切になります。この記事では、逮捕後にどう進むのか、そして家族が何をすべきかを、順を追って解説していきます。

まずは深呼吸を|親が冷静さを取り戻すことから

連絡を受けた直後は、自分を責めたり、お子さんを問い詰めたくなったりするかもしれません。しかし、いま最も必要なのは、親が冷静さを取り戻すことです。動揺したまま動けば、判断を誤り、かえって状況を悪くしかねません。お子さんにとって、頼れる大人が落ち着いて構えていることほど心強いものはありません。何が起きたのかを正確に把握し、一つずつ対応していく。その姿勢が、結果としてお子さんを守ることにつながります。まずは深呼吸をして、できることから始めていきましょう。

もう一つ心に留めておきたいのは、これは終わりではなく、やり直しの始まりだということです。事件を起こしてしまった事実は消せませんが、そこからどう立ち直るかは、これからの取り組み次第です。多くの少年が、つまずきを経験しながらも、周囲の支えを得て社会へと戻っていきます。お子さんにも、必ずやり直す力があります。その力を信じて、家族として支えていく覚悟を持つことが、何よりの出発点になります。

傷害罪と暴行罪はどう違うのか

まず、混同されやすい「傷害罪」と「暴行罪」の違いを整理しておきましょう。この二つは似ているようで、成立する場面が異なります。

暴行罪は、相手に暴力をふるったものの、けがにまでは至らなかった場合に成立します。一方、傷害罪は、その暴力によって相手が実際にけがを負ったときに成立します。つまり、けがという結果があるかどうかが、両者を分ける大きなポイントです。当然ながら、けがを負わせた傷害罪のほうが、暴行罪よりも重く扱われます。それぞれの違いや刑罰については、次の記事で詳しく解説しています。

「軽くたたいただけのつもりだった」としても、相手が転んで打ちどころが悪ければ、傷害罪に問われることもあります。子ども同士のけんかであっても、結果が重ければ、決して軽く済む話ではないのです。事件の重さは、本人の意図だけでなく、生じた結果によっても判断されると覚えておきましょう。

たとえば、友人を軽く押しただけのつもりが、相手が転倒して骨折してしまった、というケースを考えてみてください。本人にけがをさせる意図がなくても、暴力をふるった結果としてけがが生じていれば、傷害罪に問われる可能性があります。「ふざけ合っていただけ」という言い分が、必ずしも通るとは限らないのです。子ども同士のことだからと軽く考えず、起きた結果の重さを正面から受け止める必要があります。

傷害罪は、法律上、重い罪にあたります。仮に成人が同じ罪に問われれば、相応に重い法定刑が定められている犯罪です。もちろん少年事件では、こうした刑罰がそのまま科されるわけではなく、家庭裁判所で更生を目的とした処分が判断されます。それでも、傷害という行為がどれだけ重く扱われる犯罪なのかを知っておくことは、事態を正しく受け止めるうえで大切です。軽く考えてよい事件ではない、という前提に立って対応していきましょう。

逮捕直後の流れと身柄拘束

逮捕されると、その後は時間に区切られた手続きが進んでいきます。大まかな流れを知っておくだけでも、見通しが立ち、不安がやわらぐはずです。

  1. 逮捕後、警察での取調べが行われる。警察に身柄を置けるのは最大48時間。
  2. 事件が検察官に送られ、さらに最大24時間以内に勾留するかどうかが判断される。
  3. 勾留が認められると、原則として最大20日間、身柄の拘束が続く。
  4. 少年の場合、勾留に代わって少年鑑別所へ収容される観護措置がとられることもある。
  5. 捜査を終えた事件は、家庭裁判所へ送られる。

このように、逮捕から事件が家庭裁判所へ送られるまでには、それなりの時間がかかります。その間、お子さんは慣れない場所で、不安な時間を過ごすことになります。勾留の仕組みや、身柄を解放するための方法については、こちらの記事が参考になります。

少年鑑別所と聞くと驚かれるかもしれませんが、ここは少年の心身の状態を専門的に調べ、その子に必要な支援を見極めるための施設です。罰を与える場所ではありません。とはいえ、収容される期間が長くなることもあるため、その間にお子さんを支える手立てを早く整えることが重要になります。

身柄を拘束される期間はどれくらいか

逮捕されてから家庭裁判所へ送られるまで、お子さんはしばらく身柄を拘束されることになります。観護措置として少年鑑別所に収容される場合、その期間が数週間に及ぶこともあります。学校に通えない日が続けば、お子さんも家族も不安が募るでしょう。だからこそ、弁護士を通じて、できるだけ身柄拘束を短くする働きかけを早く始めることが大切です。事件の内容によっては、身柄を拘束せずに在宅で手続きが進むこともあります。どう進むかは、最初の対応次第で変わる部分もあるのです。

身柄を拘束されている間、お子さんは外の世界から切り離され、強い孤独や不安を感じています。誰とも自由に話せない環境は、大人でもこたえるものです。ましてや子どもにとっては、計り知れない重圧でしょう。だからこそ、弁護士が定期的に会いに行き、励まし、状況を伝えることに大きな意味があります。一人ではないと感じられることが、お子さんが前を向く支えになるのです。

少年事件として家庭裁判所へ進む

大人の傷害事件であれば、検察官が起訴するかどうかを判断します。しかし、お子さんが未成年の場合は、流れが大きく異なります。少年事件では、原則としてすべての事件が家庭裁判所に送られ、そこで処分が判断されるのです。

家庭裁判所では、事件の内容だけでなく、お子さんがどんな環境で育ち、なぜ事件を起こしてしまったのか、これからどうすれば立ち直れるのかが、丁寧に調べられます。目的は処罰ではなく、お子さんの更生です。少年事件全体の流れや、成人事件との違いについては、次の記事でくわしくまとめています。あわせて読んでおくと、全体像がつかめるはずです。

処分には、社会の中で更生を目指す保護観察や、矯正教育を行う少年院送致、さらには保護処分を行わない不処分など、いくつかの種類があります。どの処分になるかは、事件の重さだけでなく、お子さんの反省や、家庭の支え、被害者との関係などによって変わってきます。同じような事件でも、その後の取り組み次第で結果が違ってくる。ここに、家族が果たせる役割の大きさがあります。

家庭裁判所は、その場ですぐに処分を決めず、一定期間お子さんの様子を見守ってから判断することもあります。これを試験観察といいます。この間に、お子さんが本当に反省し、生活を立て直そうとしているかが見極められます。前向きな変化を見せられれば、より軽い処分につながることもあります。つまり、審判が終わるまでをどう過ごすかが、結果を左右するということです。家庭としてこの時間をどう支えるかが、まさに問われる場面なのです。

保護観察が選ばれた場合、お子さんは自宅で生活しながら、定期的に保護司などの指導を受けることになります。学校や日常を続けられる利点がある一方で、約束を守らず生活が乱れれば、より重い処分に切り替わることもあります。社会の中で更生のチャンスを与えられるからこそ、本人の自覚と、それを支える家庭の役割が問われます。家族が一緒に生活を見直し、規則正しい日々を取り戻していくことが、立ち直りの土台になります。

逆に、少年院送致が選ばれた場合でも、それは見放されたということではありません。少年院は、規律ある生活と教育を通じて、社会へ戻る力を養うための場です。お子さんが施設で前を向いて過ごせるよう、家族が手紙などで支え続けることには大きな意味があります。どの処分になったとしても、家族のつながりが立ち直りを後押しすることに変わりはありません。処分はゴールではなく、お子さんが社会で再び歩み出すための一つの通過点にすぎないのです。大切なのは、その先をどう生きていくかであり、家族の支えはそこでこそ意味を持ちます。焦らず、しかし立ち止まらず、お子さんと一緒に一歩ずつ前へ進んでいきましょう。

逮捕されたとき、家族がまずすべきこと

お子さんが逮捕されたとき、家族にできることは決して少なくありません。むしろ、家族の動き方が、その後の展開を大きく左右します。まずすべきことを、整理しておきましょう。

  • できるだけ早く、少年事件に詳しい弁護士に相談する
  • お子さんがどの警察署にいるのか、いつ逮捕されたのかを確認する
  • 差し入れや面会について、ルールを確認しながら準備する
  • 事件の経緯について、分かる範囲で情報を整理しておく
  • 被害者がいる場合に備え、対応の方針を弁護士と相談する

とりわけ大切なのが、早い段階で弁護士に相談することです。逮捕直後は、本人が自由に外部と連絡を取れません。弁護士であれば、すぐにお子さんのもとへ接見に行き、本人を励まし、取調べへの対応を助言できます。家族の不安を受け止め、今後の見通しを示してくれる存在でもあります。一人で抱え込まず、専門家の力を借りてください。

面会や差し入れはできるのか

身柄を拘束されているお子さんに、家族が会いたいと願うのは当然です。ただし、逮捕直後の段階では、家族の面会が制限されることがあります。状況によっては、しばらく会えないこともあるのです。一方、弁護士はそうした制限を受けずに接見できるため、お子さんの様子を確認し、家族の言葉を伝える橋渡し役になってくれます。差し入れについても、何を差し入れられるかにはルールがあります。手紙や着替えなど、認められる範囲で、お子さんを精神的に支える工夫をしていきましょう。分からないことは、弁護士に確認すれば教えてもらえます。

面会できるようになったら、お子さんを責める言葉ではなく、支える言葉をかけてあげてください。「心配している」「一緒に乗り越えよう」という気持ちが伝わるだけで、お子さんの表情は変わります。不安でいっぱいのお子さんにとって、家族の温かい一言は、何よりの励ましになります。短い時間でも、その積み重ねが立ち直りの力になっていくのです。

家族がやってはいけないNG対応

良かれと思った行動が、かえって事態を悪化させてしまうこともあります。気が動転しているときほど、冷静さを失いがちです。次のような対応には、十分に注意してください。

注意
家族が感情に任せて被害者へ直接連絡を取ろうとすると、トラブルに発展しかねません。また、お子さんに「こう話しなさい」と指示することも禁物です。事実と違う供述は、後で大きな不利益を招きます。証拠を隠したり処分したりする行為は、それ自体が犯罪になり得ます。

被害者への謝罪や示談の申し入れは、誠意ある対応として大切なものです。けれども、その進め方を誤ると、相手の感情を逆なでし、かえってこじれてしまうことがあります。被害者対応は、感情的な対立を避けるためにも、弁護士を通じて慎重に行うのが安全です。家族だけで突っ走らないことが、結果的にお子さんを守ることにつながります。

もう一つ気をつけたいのが、事件についてSNSなどに書き込まないことです。たとえ匿名のつもりでも、思わぬ形で情報が広がり、お子さんの立ち直りを妨げることがあります。被害者や関係者を刺激し、トラブルを大きくしてしまう危険もあります。心配な気持ちを吐き出したくなっても、事件に関する情報は安易に発信しない。これは家族全員で守りたいルールです。

また、お子さんを問い詰めて無理に事情を聞き出そうとするのも、避けたほうがよい対応です。動揺している子どもに詰め寄れば、心を閉ざしてしまうこともあります。事実関係の確認は、弁護士に任せるのが安全です。家族の役割は、取り調べる側に回ることではなく、お子さんを支える側に立つことなのだと、心に留めておいてください。

被害者への対応と示談の重要性

傷害事件では、被害者がいます。その被害者への対応が、お子さんの処分にも影響します。被害者のけがが回復し、謝罪を受け入れてもらえているかどうかは、家庭裁判所の判断において重要な意味を持つのです。

被害者との間で示談が成立し、許しを得られていれば、それはお子さんにとって有利な事情として考慮されます。逆に、被害者の処罰感情が強いまま手続きが進めば、より重い処分につながることもあります。だからこそ、被害者対応は早めに、かつ丁寧に進める必要があります。示談がなぜ重要なのか、どう進めるのかは、こちらの記事で詳しく解説しています。

ただし、繰り返しになりますが、被害者との交渉を家族だけで行うのは避けたほうが賢明です。被害者にとって、加害者側の人間から直接連絡が来ること自体が、負担や恐怖になりかねません。弁護士が間に入ることで、被害者も冷静に話し合いに応じやすくなります。誠意を正しく伝えるためにも、専門家の力が役立ちます。

示談では、被害者のけがの治療費や、精神的な苦痛への賠償などを踏まえて、解決の内容が話し合われます。金額に決まった基準があるわけではなく、被害の程度や被害者の気持ちによって変わってきます。大切なのは、金額の問題以前に、誠実に謝罪し、被害者の心情に寄り添う姿勢です。お金さえ払えばよいという態度では、被害者の許しは得られません。お子さんとともに、心からの反省を示していくことが何より重要です。

仮に被害者がどうしても示談に応じてくれない場合でも、できることはあります。謝罪の手紙を用意したり、被害弁償の意思を示したりと、誠意を形にして残していく方法です。こうした努力は、たとえ示談が成立しなくても、お子さんに有利な事情として考慮され得ます。あきらめずに、できる限りの誠意を尽くす。その姿勢こそが、お子さんの反省を本物にしていきます。

弁護士に依頼するメリットと学校・進路への影響

少年事件でも、弁護士の役割はとても大きいものです。捜査の段階では弁護人として、家庭裁判所に送られた後は「付添人」として、お子さんの立ち直りを一貫して支えます。取調べへの助言、被害者との示談、家庭環境を整えるための調整など、その仕事は多岐にわたります。

とくに親御さんが気にされるのが、学校や進路への影響でしょう。事件によって退学や進路変更を迫られるのではないか、と不安になるのは当然です。弁護士は、学校との関係をどう調整するか、お子さんが学業を続けられる環境をどう守るかについても、助言や働きかけを行います。お子さんの将来の選択肢を、できる限り狭めないようにすることも、大切な弁護活動の一つです。

  • 取調べでお子さんが不利な供述をしないよう助言してもらえる
  • 被害者との示談を、感情的対立を避けながら進めてもらえる
  • 家庭裁判所に対し、お子さんに有利な事情を具体的に伝えてもらえる
  • 学校や進路への影響を最小限に抑えるための対応を相談できる

これらを家族だけで行うのは、現実的にとても難しいことです。だからこそ、専門家とともに進めることに大きな意味があります。早く動き出すほど、打てる手も増えていきます。

付添人とは何をする人なのか

少年事件で弁護士が務める「付添人」とは、少年の立場に立って、その更生のために活動する役割です。審判の場では、お子さんに有利な事情を裁判官に伝え、最も望ましい処分が選ばれるよう働きかけます。お子さんがどんな努力をしているか、家庭がどう支えようとしているかを、具体的に示していくのです。付添人がいるかいないかで、手続きの中でお子さんが置かれる状況は大きく変わります。お子さんの味方として、最後まで寄り添ってくれる存在だと考えてください。

なお、一定の重大な事件などでは、家庭裁判所が国の費用で付添人を選任する制度もあります。ただし、その対象は限られています。捜査の初期から審判まで一貫して支えてもらうには、できるだけ早く私選で弁護士に依頼するのが望ましいといえます。費用が心配な場合も、まずは相談し、利用できる制度を含めて現実的な方法を一緒に考えてもらうとよいでしょう。

弁護士に依頼するかどうかを迷っている間にも、手続きは進んでいきます。相談だけなら、その場で依頼を決める必要はありません。まずは話を聞き、見通しを知ってから判断すればよいのです。動き出しが早いほど、お子さんのために打てる手は増えていきます。

未成年の傷害事件に関するよくある質問

子どもが初めて起こした事件でも逮捕されますか

初めての事件であっても、逮捕されることはあります。逮捕されるかどうかは、過去に事件を起こしたことがあるかだけでなく、証拠を隠すおそれや、逃げるおそれがあるかなどによって判断されます。とはいえ、初めての事件で深く反省している場合には、その点が有利に考慮されることもあります。

傷害事件でも前科はつきますか

家庭裁判所で保護処分を受けた場合は、刑罰ではないため、いわゆる前科にはあたりません。ただし、重大な事件などで検察官に送られ、刑事裁判で有罪となった場合には、前科がつきます。お子さんの事件がどのルートをたどるかによって、結果が変わってきます。

子どもが容疑を否認している場合はどうすればよいですか

お子さんが「やっていない」と話している場合は、なおさら早く弁護士に相談すべきです。事実と異なる供述を迫られたり、不利な調書が作られたりするのを防ぐためです。本当に身に覚えがないのであれば、その主張を適切に支える対応が必要になります。逆に、事実を認めるべき場面で否認を続けると、反省していないと受け取られることもあります。どう対応すべきかは、弁護士と相談しながら慎重に判断してください。

親が被害者に謝罪に行ってもよいですか

謝罪の気持ちを持つことは大切ですが、家族だけで被害者のもとへ向かうのは慎重に判断すべきです。タイミングや方法を誤ると、かえって相手の感情を害してしまうことがあります。まずは弁護士に相談し、被害者の意向を確認したうえで、適切な形で謝罪を進めるのが安全です。

被害者と示談できれば、必ず軽い処分になりますか

示談が成立すれば有利に考慮されますが、それだけで処分が決まるわけではありません。少年事件では、事件の内容に加えて、お子さん自身の反省や、家庭の監督体制なども総合的に判断されます。示談は重要な要素の一つですが、あわせてお子さんの立ち直りに向けた取り組みを示していくことが大切です。総合的な対応が、より良い結果につながります。

逮捕されてから家庭裁判所に送られるまで、どれくらいかかりますか

逮捕後、警察と検察で最大72時間、その後に勾留や観護措置がとられると、さらに期間が延びます。事件によって幅はありますが、家庭裁判所へ送られるまでに一定の日数がかかるのが一般的です。この間にどれだけ準備を進められるかが、その後を左右します。だからこそ、逮捕されたらすぐに弁護士へ相談することが大切なのです。

身柄拘束された子どもに会うことはできますか

面会にはルールがあり、状況によっては制限されることもあります。一方、弁護士は比較的自由にお子さんと接見できます。家族が直接会えない間も、弁護士を通じてお子さんの様子を確認し、連絡を取り合うことができます。不安な時間を乗り越えるためにも、弁護士の存在は大きな支えになります。

まとめ|早く動くことがお子さんの未来を守る

お子さんが傷害事件で逮捕されると、家族は大きな不安に襲われます。けれども、少年事件の目的は処罰ではなく、お子さんの立ち直りです。逮捕後の流れを正しく理解し、家族が冷静に、そして適切に動くことができれば、お子さんの未来を守る道は必ず見えてきます。逆に、対応を誤れば、避けられたはずの不利益を招くこともあります。だからこそ、早く動くことが何よりも大切なのです。

そして、お子さんを頭ごなしに責めるのではなく、なぜ事件を起こしてしまったのか、その背景にある気持ちに耳を傾けてあげてください。子どもは、自分を見捨てずに向き合ってくれる大人の存在によって、変わっていけるものです。今回のことを、家族がもう一度つながり直すきっかけにできれば、それはお子さんにとって大きな財産になります。

今このページで対処法を調べていること自体が、お子さんを守るための確かな一歩です。あとは、信頼できる専門家とつながり、一つずつ対応を進めていくだけです。不安を一人で抱え込まず、力を借りながら、お子さんとともにこの局面を乗り越えていきましょう。

一人で、あるいは家庭だけで抱え込まないでください。少年事件に詳しい弁護士に相談すれば、今すべきことが明確になり、お子さんを支える具体的な道筋が見えてきます。お子さんのこれからのために、どうか勇気を出して一歩を踏み出してください。次の記事では、信頼できる弁護士の選び方を解説しています。

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