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交通事故の死亡率は座席で違う?安全な席を解説

交通事故の死亡率は座席で違う?安全な席を解説

この記事で分かること

  • 座席によって死亡率が変わる傾向とその理由
  • 一番危険とされる席・安全とされる席
  • シートベルトとチャイルドシートの重要性
  • 高速道路で特に注意したいこと
  • 万一事故に遭ったときの対応と弁護士相談

交通事故では、座席の位置によって死亡率や負傷の程度に違いが出る傾向があります。一般的に後部座席が比較的安全とされ、助手席はリスクが高いとされます。ただしこれはシートベルトを正しく着用していることが大前提です。お子さんは後部座席にチャイルドシートで、全員がシートベルトを着用することが、家族の命を守る基本だと弁護士が解説します。

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家族でドライブに出かけるとき、「誰がどの席に座るか」を意識したことはありますか。実は、交通事故が起きたとき、座っていた座席の位置によって、死亡率に違いが出ることが知られています。大切な家族を守るために、知っておいて損はない知識です。とくに、お子さんや高齢のご家族を乗せる機会が多い方にとっては、ぜひ知っておきたいテーマでしょう。この記事では、座席ごとの死亡率の違いと、その理由、そして安全に車に乗るためのポイントを、弁護士の視点も交えてわかりやすく解説していきます。お子さんや高齢のご家族がいる方は、ぜひ参考にしてください。

座席によって死亡率は変わるのか

まず、結論からお伝えします。交通事故の際、座席の位置によって、死亡率や負傷の程度には違いが出ます。

「どの席に座っても同じ」と思っている方も多いかもしれません。けれど、衝突の方向や、その席に備わっている安全装備によって、受ける衝撃は変わってきます。一般的には、後部座席のほうが、前部座席よりも安全とされてきました。この違いを知っておくだけでも、家族の席順を決めるときの参考になります。

ただし、これは「シートベルトを着用していれば」という前提があってのことです。安全とされる席でも、シートベルトをしていなければ、かえって危険になることもあります。

たとえば、後部座席は安全と言われますが、シートベルトをしていない後部座席の人は、衝突時に車内を激しく飛ばされ、前の座席や天井にぶつかってしまいます。さらに、その勢いで前席の人を押しつぶし、二重の被害を生むこともあります。「安全な席」という言葉だけが一人歩きすると、かえって油断につながりかねません。大切なのは、席の位置と、正しい装備の使用、その両方なのです。

補足
座席ごとの死亡率には、さまざまな調査データがあります。事故の状況(正面衝突・側面衝突・追突など)によって、どの席が危険かは変わるため、「この席が絶対に安全」と言い切れるものではありません。あくまで傾向として理解しておきましょう。

一番危険とされる座席

では、一般的に、最も危険とされるのはどの席なのでしょうか。

多くの調査で、比較的リスクが高いとされてきたのが、助手席です。助手席は、正面衝突の際に大きな衝撃を受けやすく、また運転席のように自分でブレーキやハンドルで身構えることができないためです。「死の座席」と呼ばれることもあるほどです。

また、運転席も、ハンドルやペダルが近く、正面衝突時に体への影響が大きくなりやすい席です。前部座席は、衝突の衝撃を直接受けやすいという共通点があります。

具体的に考えてみましょう。正面衝突が起きると、車の前方が大きくつぶれます。前部座席は、まさにその衝撃の伝わる場所に位置しています。エアバッグやシートベルトがあっても、衝撃そのものが大きいため、ケガのリスクは高くなります。一方で、運転席はハンドルを握って身構えられる分、まったく予期していない助手席の同乗者よりは、わずかに有利とも言われます。

ただし、これも事故の種類によって変わります。たとえば、左側から突っ込まれる側面衝突では、左側に座っている人が最も危険になります。「どの席が危険か」は、衝突の方向によって入れ替わるのです。

座席 安全性の傾向 主な理由
運転席 リスクあり 正面衝突の衝撃を受けやすい
助手席 リスクが高い傾向 身構えにくく、衝撃を受けやすい
後部座席(左右) 比較的安全 衝突点から距離がある
後部座席(中央) 条件により最も安全とも 左右どちらの衝突からも距離がある

このように、前部座席は衝撃を受けやすく、後部座席は比較的安全とされる傾向があります。ただし、後述するように、シートベルトの着用が大前提です。

ある調査では、シートベルトを着用していない場合の致死率は、着用している場合と比べて十数倍に跳ね上がるという結果も報告されています。座席の位置による違い以上に、シートベルトを着けているかどうかが、生死を分ける最大の要因だといえます。どの席に座るかを考える前に、まず「全員がシートベルトを着ける」ことを徹底しましょう。

一番安全とされる座席

逆に、比較的安全とされるのはどの席でしょうか。家族の席順を考えるうえで、知っておきたいポイントです。

一般的に、後部座席は前部座席よりも安全とされています。衝突点である車の前方から距離があるためです。なかでも、後部座席の中央は、左右どちらからの側面衝突に対しても距離があるため、条件によっては最も安全とされることがあります。

側面衝突を考えてみるとわかりやすいでしょう。車の左側に別の車が突っ込んできた場合、左側の席に座っている人は、衝突点のすぐそばにいることになります。一方、後部座席の中央にいれば、左右どちらの側面衝突からも、ある程度の距離を保てます。前後の衝突だけでなく、横からの衝突も考えると、中央席の安全性が見えてきます。

ただし、後部座席の中央は、3点式シートベルトが備わっていない車種もあります。腰だけを固定する2点式ベルトしかない場合、上半身を支えられず、かえって危険になることもあります。座席の安全性は、その席の装備とあわせて考える必要があります。

近年の車では、後部座席の中央にも3点式シートベルトが備わっていることが増えてきました。けれど、古い車種では、まだ2点式のところもあります。お子さんや高齢のご家族を中央席に座らせる場合は、まず3点式ベルトがあるかどうかを確認しておくと安心です。装備が整っていてこそ、中央席の安全性が活きてきます。

ワンポイントアドバイス
小さなお子さんは、後部座席にチャイルドシートを正しく装着して乗せるのが基本です。助手席のエアバッグは、大人を守るために強い力で開くため、体の小さな子どもにはかえって危険なことがあります。お子さんは後部座席、これを徹底しましょう。家族で乗るときは、大人が前、子どもは後ろ、と決めておくと迷いません。

なぜ座席で死亡率が変わるのか

そもそも、なぜ座席によって死亡率が変わるのでしょうか。その理由を理解しておくと、より安全な乗り方が見えてきます。

理由は、大きく分けて2つあります。1つは「衝突点からの距離」、もう1つは「その席の安全装備」です。順番に見ていきましょう。

  • 衝突点からの距離:正面衝突の場合、前方にある前部座席は、衝撃を直接受けます。後部座席は、車体がクッションの役割を果たし、衝撃が和らぎます。
  • シートベルトの種類:肩と腰を固定する3点式ベルトは、上半身をしっかり支えます。腰だけの2点式ベルトでは、上半身が前に投げ出される危険があります。
  • エアバッグの有無:前部座席には運転席・助手席エアバッグが備わっていますが、その強い力が小さな子どもには危険なこともあります。エアバッグはあくまでシートベルトを補助するもので、エアバッグだけでは体を守りきれません。
  • 頭部や首への影響:追突された場合、頭が後ろに振られ、むちうちなどのケガにつながります。ヘッドレストの高さ調整も重要です。

つまり、座席の安全性は、「どこに座るか」だけでなく、「どんな装備があるか」「正しく使っているか」によって大きく変わるのです。装備を正しく使ってこそ、その席の安全性が発揮されます。

意外と見落とされがちなのが、ヘッドレストの高さです。ヘッドレストは、追突されたときに頭が後ろに振られるのを防ぎ、むちうちを軽減する役割があります。位置が低すぎると、首だけが後ろに倒れ、かえってケガを悪化させることもあります。ヘッドレストの中心が、耳の高さあたりにくるよう調整しておくとよいでしょう。こうした小さな調整の積み重ねが、いざというときの被害を左右します。

乗車前に確認したいこと
シートベルトを正しく着用しているか、ヘッドレストの高さは適切か、お子さんのチャイルドシートはしっかり固定されているか。出発前のほんの少しの確認が、万一のときに大きな差を生みます。家族みんなで習慣にしましょう。

シートベルトとチャイルドシートの重要性

座席の安全性を語るうえで、絶対に欠かせないのが、シートベルトとチャイルドシートです。これらを正しく使うかどうかで、生死が分かれることもあります。

シートベルトは、すべての座席で着用が義務づけられています。後部座席でも例外ではありません。「後ろだから大丈夫」という思い込みは、命に関わります。

かつては、後部座席のシートベルト着用率は、前部座席に比べてかなり低いのが実情でした。現在は法律で全席着用が義務化されていますが、それでも「短い距離だから」「後ろだから」と着けない人が見られます。けれど、事故はいつ起こるかわかりません。近所への買い物でも、家族を乗せた長距離ドライブでも、車に乗ったら全員がシートベルトを着ける。この習慣こそが、最も確実な安全対策です。

注意
後部座席でシートベルトをしていないと、衝突時に体が前方へ投げ出され、前の座席の人にぶつかって、その人にも重傷を負わせる危険があります。自分だけでなく、ほかの同乗者の命を守るためにも、全員がシートベルトを着用することが大切です。

チャイルドシートは、6歳未満の子どもに使用が義務づけられています。体の小さな子どもは、大人用のシートベルトでは正しく体を固定できず、事故の際に大きなケガを負う危険があります。年齢や体格に合ったチャイルドシートを、正しく装着しましょう。

チャイルドシートは、ただ置けばよいというものではありません。取り付けが緩んでいたり、ハーネスの締め方が甘かったりすると、本来の効果を発揮できません。月齢に応じて、後ろ向き・前向き・ジュニアシートと使い分ける必要もあります。説明書をよく読み、しっかり固定されているか、出発前に確認する習慣をつけましょう。

子どもが交通事故に遭った場合の慰謝料や過失割合については、こちらの記事で詳しく解説しています。

高速道路では特に注意

座席の安全性は、走行する道路によっても重要度が変わります。特に注意したいのが、高速道路です。

高速道路では、時速80〜100km前後のスピードが出ています。この速度での衝突は、一般道とは比べものにならないほど大きな衝撃を生みます。どの席に座っていても、シートベルトをしていなければ、致命傷を負う危険が高まります。

衝突時の衝撃は、速度の2乗に比例して大きくなるといわれます。つまり、時速100kmでの衝突は、時速50kmのときの4倍の衝撃になる計算です。一般道では助かるような事故でも、高速道路では命に関わる、ということが起こりえます。だからこそ、高速道路に乗るときは、全員がシートベルトを着用しているか、より一層しっかり確認することが大切です。

高速道路の事故の特徴や、万一のときの対処法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

高速道路に乗る前に確認したいこと
出発前に、全員がシートベルトを着用しているか確認しましょう。お子さんがいれば、チャイルドシートが正しく装着されているかもチェックします。長距離の運転になるときは、こまめに休憩を取り、眠気を感じたら無理をしないことも大切です。ほんの数秒の確認と、少しの余裕が、いざというときに命を守ります。

万一、事故に遭ってしまったら

どれだけ気をつけていても、事故に巻き込まれてしまうことはあります。万一、事故に遭ってケガをした場合、どうすればよいのでしょうか。

まず、ケガをしたら、必ず病院を受診してください。その場で痛みがなくても、あとから症状が出ることがあります。そして、加害者がいる事故であれば、治療費や慰謝料などの賠償を請求できます。

特に注意したいのが、事故直後に「大丈夫」と感じても、油断しないことです。事故の興奮で痛みを感じにくくなっていることがあり、数時間後や翌日になって、首や腰の痛みが出てくるケースは少なくありません。その日のうちに病院を受診し、診断を受けておくことが、後々の賠償でも大切になります。受診が遅れると、「その症状は本当に事故が原因か」と疑われ、賠償を受けにくくなることがあるためです。

  • 治療費:ケガの治療にかかった費用。
  • 入通院慰謝料:入院・通院による精神的苦痛に対する慰謝料。
  • 休業損害:ケガで仕事を休んだことによる収入の減少分。
  • 後遺障害慰謝料・逸失利益:後遺障害が残った場合の慰謝料と将来の減収分。

万一、ご家族が亡くなるような重大な事故になってしまった場合、遺族は深い悲しみのなかで、賠償の問題にも向き合うことになります。死亡事故で遺族が取るべき対応については、こちらの記事をご覧ください。

死亡事故では、慰謝料だけでも数千万円規模になることがあります。亡くなった本人の慰謝料に加え、遺族固有の慰謝料も認められます。死亡事故の慰謝料相場や、請求できる賠償の内容については、こちらの記事で詳しく解説しています。

死亡事故の賠償では、慰謝料のほかに、亡くなった方が将来得られたはずの収入(逸失利益)も大きな割合を占めます。これらをあわせると、賠償の総額はさらに大きくなります。深い悲しみのなかで、こうした賠償の交渉を遺族だけで進めるのは、とても大きな負担です。専門家のサポートを受けることを、ぜひ検討してください。

あなたのケースで賠償金がいくらになるか、まずは下記の計算ツールで確認してみてください。

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¥530,000

弁護士に依頼した場合の増額目安 +¥410,000

※ 簡易計算です。実際の金額は治療実日数・後遺障害の有無・休業損害などにより異なります。任意保険基準は各社非公開のため業界平均値で算出しています。

事故の被害に遭ったら弁護士に相談を

交通事故の被害に遭ったとき、弁護士に相談することには大きなメリットがあります。なぜ弁護士の力が役立つのか、見ていきましょう。

交通事故の慰謝料には、自賠責基準・任意保険基準・弁護士基準の3つがあり、弁護士が交渉することで、最も高い弁護士基準で算定されやすくなります。保険会社の提示額は、これより低いことがほとんどです。

たとえば、同じケガでも、保険会社が提示する金額と、弁護士基準で算定した金額とでは、2倍以上の差がつくこともあります。「保険会社が出してきた金額だから妥当だろう」と受け入れてしまうと、本来もらえるはずの賠償を大きく下回ってしまうことがあるのです。提示額が適正かどうかは、必ず確認すべきポイントといえます。

自転車事故の慰謝料相場と損害賠償請求の方法については、こちらの記事も参考になります。

ワンポイントアドバイス
多くの自動車保険には「弁護士費用特約」が付いています。これを使えば、保険会社が弁護士費用を負担してくれるため、自己負担なく弁護士に依頼できることが多いです。事故に遭ったら、まず加入している保険にこの特約が付いているか確認してみましょう。

交通事故で弁護士に相談するメリットとデメリットについては、こちらの記事もご覧ください。

あなたのケースで賠償金がいくらになるか、計算ツールで確認したうえで、相談を検討してみてください。

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※ 簡易計算です。実際の金額は治療実日数・後遺障害の有無・休業損害などにより異なります。任意保険基準は各社非公開のため業界平均値で算出しています。

よくある質問(FAQ)

本当に座席によって死亡率は変わるのですか?

変わる傾向があります。衝突点からの距離や、その席の安全装備によって、受ける衝撃が変わるためです。一般的には後部座席のほうが安全とされますが、事故の状況によって危険な席は変わるため、あくまで傾向として理解しておきましょう。たとえば、正面衝突では前部座席が、側面衝突では衝突側の席が、それぞれ危険になります。どの席でも、シートベルトの着用が安全の大前提です。

一番安全な席はどこですか?

一般的には、後部座席が比較的安全とされ、なかでも後部座席の中央は、左右どちらの側面衝突からも距離があるため、条件によっては最も安全とされることがあります。ただし、3点式シートベルトが備わっていることが前提です。腰だけを固定する2点式ベルトしかない中央席では、上半身を支えられず、かえって危険なこともあるので、お乗りの車の装備を確認しておきましょう。

助手席は危険なのですか?

助手席は、正面衝突の際に大きな衝撃を受けやすく、運転席のように身構えることもできないため、比較的リスクが高いとされています。ただし、シートベルトを正しく着用していれば、リスクを大きく減らせます。また、助手席のエアバッグも、大人を守るうえでは有効に働きます。過度に怖がる必要はありませんが、お子さんは助手席ではなく後部座席に乗せることを心がけましょう。

子どもはどの席に乗せるべきですか?

後部座席に、年齢・体格に合ったチャイルドシートを正しく装着して乗せるのが基本です。助手席のエアバッグは強い力で開くため、体の小さな子どもにはかえって危険なことがあります。お子さんは必ず後部座席に乗せましょう。なお、やむを得ず助手席にチャイルドシートを付ける場合は、シートをできるだけ後ろに下げ、後ろ向きには設置しないなどの注意が必要です。

後部座席でもシートベルトは必要ですか?

必要です。後部座席でもシートベルトの着用は義務づけられています。着用していないと、衝突時に体が投げ出され、自分だけでなく前の座席の人にも重傷を負わせる危険があります。全員が必ず着用しましょう。短い距離の移動でも、油断は禁物です。事故は、いつ、どこで起こるか予測できないものだからです。

事故でケガをしたら、まず何をすべきですか?

まず病院を受診してください。その場で痛みがなくても、あとから症状が出ることがあります。受診が遅れると、事故とケガの因果関係を疑われ、賠償を受けにくくなることもあります。そして、加害者がいる事故なら、治療費や慰謝料などの賠償を請求できます。判断に迷うときは、弁護士に相談するとよいでしょう。

事故の相談は弁護士費用特約で対応できますか?

多くの場合、対応できます。弁護士費用特約があれば、保険会社が弁護士費用を負担してくれるため、自己負担なく弁護士に相談・依頼できることが多いです。まずは加入している保険の内容を確認してみてください。

高齢の家族はどの席に乗せるのが安全ですか?

高齢の方は、骨が弱くなっていることが多く、衝撃に対してケガを負いやすい傾向があります。比較的安全とされる後部座席に、3点式シートベルトを正しく着用して乗っていただくのがよいでしょう。乗り降りのしやすさも考えて、無理のない席を選ぶことも大切です。

後部座席に乗っていれば、エアバッグがなくても安全ですか?

エアバッグがなくても、シートベルトを正しく着用していれば、被害を大きく減らせます。後部座席はもともと衝突点から距離があるため、比較的安全とされます。ただし、シートベルトをしていなければ、その効果は得られません。装備の有無にかかわらず、シートベルトの着用が基本です。そもそもエアバッグは、シートベルトと組み合わせてはじめて十分な効果を発揮するもので、単独で体を守るものではない点も覚えておきましょう。

チャイルドシートはいつまで使う必要がありますか?

法律上は6歳未満まで使用が義務づけられています。ただし、6歳を過ぎても、体格が小さいうちは、大人用のシートベルトが首にかかるなどして危険なことがあります。身長が140cm程度になるまでは、ジュニアシートの使用が推奨されています。お子さんの体格に合わせて判断しましょう。

まとめ

交通事故が起きたとき、座席の位置によって死亡率や負傷の程度には違いが出る傾向があります。一般的には、後部座席のほうが前部座席より安全とされ、なかでも後部座席の中央が、条件によっては最も安全とされることもあります。一方、助手席は比較的リスクが高いとされています。

ただし、これらはすべて「シートベルトを正しく着用していれば」という前提があってのことです。どんなに安全とされる席でも、シートベルトをしていなければ、その効果は発揮されません。お子さんは後部座席にチャイルドシートで、全員がシートベルトを着用する。これが、家族の命を守る基本です。

座席選びの知識は、いざというときに役立ちます。けれど、それ以上に大切なのは、毎回の乗車で確実にシートベルトを着けること、そして安全運転を心がけることです。どんなに安全な席に座っていても、無理な運転をすれば事故のリスクは高まります。座席の知識と、日頃の安全意識。その両方がそろってこそ、家族を守ることができます。

そして、どれだけ気をつけていても、事故に巻き込まれてしまうことはあります。万一、事故でケガをしたら、まず病院を受診し、加害者がいる事故なら、適正な賠償を受けるために、交通事故に詳しい弁護士に相談してみてください。弁護士費用特約を使えば、自己負担なく依頼できることも多いです。

事故の被害に遭うと、ケガの痛みや治療への不安に加え、保険会社とのやり取りという負担ものしかかります。慣れない交渉を一人で抱え込むのは、心身ともに大きなストレスです。そんなときこそ、専門家の力を借りてください。弁護士に任せれば、煩雑な手続きから解放され、ご自身は治療に専念できます。あなたとご家族の安全と、納得のいく解決を、心から願っています。

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