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ブラックリストは、いつかは必ず消える
「一度ブラックリストに載ってしまったら、もう一生ローンは組めないのだろうか」――そんな不安を抱えている方は、少なくありません。延滞をしてしまった、債務整理をした、そんな過去があると、これから先ずっと、お金を借りられないのではと心配になるものです。とくに、これから住宅を買いたい、車を買い替えたい、といった大きな予定がある方にとっては、切実な問題でしょう。「あのときの延滞が、まだ尾を引いているのだろうか」と、夜も眠れないほど気に病んでしまう方もいます。
けれども、安心してください。いわゆるブラックリストは、いつかは必ず消えます。一生残り続けるものではありません。延滞や債務整理などの記録は、一定の期間が過ぎれば信用情報から消え、また通常どおりローンやクレジットカードの審査を受けられるようになります。問題は、「それがいつなのか」「どうすれば確認できるのか」です。
この記事では、そもそもブラックリストとは何か、どんなことが原因で載るのか、登録される期間はどれくらいか、いつからカウントされるのか、期間中にできること、そして消えたかどうかの確認方法と、その後の信用回復のコツまで、わかりやすく説明していきます。先の見えない不安を、具体的な見通しに変えていきましょう。
「ブラックリスト」という言葉が、必要以上に人を不安にさせている面があります。なんとなく恐ろしい響きがあり、一度載ったら終わり、というイメージを持ってしまいがちです。けれども、その正体を知り、いつ消えるのかという見通しが立てば、不安はぐっと小さくなります。大切なのは、漠然と恐れることではなく、仕組みを正しく理解して、自分の状況を具体的に把握することです。この記事を読み終えるころには、「いつまで待てばいいのか」「その間どう過ごせばいいのか」が、きっと見えてくるはずです。
ブラックリストとは何か?正しく理解しよう
まず、「ブラックリスト」という言葉そのものを正しく理解しておきましょう。実は、この言葉には、よくある誤解があります。
「ブラックリスト」という名簿は存在しない
多くの人が、「ブラックリスト」というと、要注意人物の名前が並んだ特別な名簿を思い浮かべます。けれども、そうした名簿は、どこにも存在しません。実際にあるのは、信用情報という記録です。延滞や債務整理といった、いわゆる事故情報が信用情報に登録され、審査に通りにくくなった状態のことを、俗に「ブラックリストに載る」と呼んでいるにすぎないのです。信用情報とは、あなたの借入や返済の状況を記録したもので、金融機関やクレジット会社が審査の際に参照します。そこに「返済が長く滞った」「債務整理をした」といった記録が加わると、審査で慎重に見られるようになります。この記録された状態を、誰からともなく「ブラックリスト」と呼ぶようになった、というわけです。実際には、ブラックという名前の付いたリストや欄があるわけでもありません。
つまり「事故情報が登録された状態」のこと
ですから、ブラックリストに載るかどうかは、正確にいえば「信用情報に事故情報が登録されるかどうか」という問題です。そして、その事故情報は、一定の期間が過ぎれば消えます。名簿に名前が刻まれて永久に残る、というイメージとは、まったく違うのです。この点を正しく理解しておくと、必要以上に重く受け止めずに済みます。
つまり、「ブラックリストはいつ消えるのか」という問いは、「事故情報がいつ信用情報から消えるのか」という問いと同じです。これを知ることが、不安を解消する出発点になります。
ブラックリストに載る原因・条件を確認しよう
では、どんなことをすると、事故情報が登録される――いわゆるブラックリストに載るのでしょうか。代表的な原因を見ておきましょう。
長期の延滞
もっとも多い原因が、返済の長期延滞です。うっかり一日返済が遅れただけで、ただちに事故情報が登録されるわけではありません。しかし、返済が二か月、三か月と長く滞ると、事故情報として登録される可能性が高くなります。延滞が続くと、それだけブラックリストに載るリスクが高まる、ということです。たとえば、引き落とし口座の残高が足りずに、一回だけ返済が遅れてしまった、という程度であれば、すぐに事故情報になることは多くありません。問題になるのは、その遅れが何か月も続いてしまう場合です。うっかりの遅れに気づいたら、できるだけ早く支払うことで、事故情報の登録を避けられることもあります。延滞は、長引かせないことが何より大切です。
債務整理
もうひとつの大きな原因が、債務整理です。任意整理、個人再生、自己破産といった手続きをすると、その情報が事故情報として登録されます。借金を整理して生活を立て直すための手続きですが、信用情報への登録という形で、一定期間の影響は残ります。これも、いわゆるブラックリストに載る原因のひとつです。ただし、これを理由に債務整理をためらうのは、本末転倒になりかねません。返しきれない借金を抱えたまま延滞を続ければ、結局は事故情報が登録されますし、苦しい生活も続きます。それなら、債務整理できちんと借金を整理し、一定期間を経て信用を回復していくほうが、前向きな解決になることも多いのです。事故情報の登録は、生活を立て直すための、いわば通過点だと考えることもできます。
| 主な原因 | 内容 |
|---|---|
| 長期延滞 | 返済が長期間(おおむね2〜3か月以上)滞る |
| 債務整理 | 任意整理・個人再生・自己破産などの手続き |
| 代位弁済 | 保証会社が代わりに返済した場合 |
自分がどんな状態にあるのか、まずは原因を知ることが大切です。延滞なのか債務整理なのかによって、この後の登録期間の見方も変わってきます。
ブラックリストの登録期間は何年?
もっとも知りたいのが、「事故情報が、何年で消えるのか」という点でしょう。残念ながら「一律に何年」と言い切ることはできず、これは、原因となった手続きや、登録している信用情報機関によって変わってきます。とはいえ、おおよその目安はありますので、順に見ていきましょう。
おおむね五年から七年が目安
事故情報が登録される期間は、おおむね五年から七年が目安とされています。たとえば、延滞を解消した場合や、任意整理をした場合の記録は、その状態が解消されてからおおむね五年程度で消えることが多いです。一方、自己破産のように影響の大きい手続きの記録は、より長く残ることがあります。原因によって期間が異なる、と覚えておきましょう。なぜ手続きによって期間が違うのかというと、その記録が、貸す側にとってどれだけ重要な判断材料になるかが異なるからです。借金をすべて免除する自己破産は、貸す側にとっては大きな情報ですから、より長く記録が残る傾向があります。とはいえ、どんなに長くても、おおむね七年ほどで消えるのが一般的です。「一生残る」ということはありません。まずは、五年から七年というおおよその幅を、ひとつの目安として頭に入れておくとよいでしょう。
機関によっても期間が異なる
前述のとおり、信用情報を管理する機関は複数あり、それぞれ登録期間の扱いが少しずつ異なることがあります。同じ事故情報でも、ある機関では消えているのに、別の機関ではまだ残っている、ということもありえます。だからこそ、正確な期間は一概にはいえず、自分のケースについては、実際に確認することが大切になります。
「自分の場合は何年で消えるのか」を正確に知りたい場合は、後で説明する開示請求で確認するのが確実です。あわせて、下の無料診断なら、いくつかの項目を入力するだけで、借金の減額や整理の目安を確認できます。気軽な見当づけに使ってみてください。
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ブラックリストはいつから期間がカウントされる?
登録期間が何年か、という話と同じくらい大切なのが、「いつからその期間を数えはじめるのか」という点です。ここを誤解していると、「もう消えているはず」と思っていたのに、まだ残っていた、ということになりかねません。
延滞の場合の起算点
延滞による事故情報の場合、多くは、延滞が解消された時点――つまり、滞っていた分を支払った時点などから、期間を数えはじめます。延滞が始まった時点からではない、という点に注意が必要です。長く延滞していた場合、その延滞を解消してから、さらに登録期間が経過するのを待つことになります。ここはとても大切なポイントです。たとえば、三年間も延滞を続けてしまい、その後にようやく完済したという場合、起算点は完済した時点になります。延滞を始めた三年前から数えるわけではないので、「もう三年も経ったから消えているはず」と思っても、実際には完済してからの期間しか進んでいない、ということになります。延滞が長引くほど、最終的に記録が消えるまでの時間も長くなる、ということを覚えておきましょう。
債務整理の場合の起算点
債務整理による事故情報の場合は、手続きをした時点や、その手続きが完了した時点などから期間を数えるのが一般的です。たとえば、任意整理で和解して返済を続ける場合、完済した時点が起算点に関わってくることもあります。どの時点から数えるかは、手続きの種類や状況によって変わるため、正確には個別の確認が必要です。任意整理のように、和解後も数年かけて返済を続ける手続きでは、その返済が終わるまで起算点が来ない、という考え方もあります。すると、手続きを始めてから記録が消えるまで、トータルではかなりの年数がかかることになります。自分の場合に何年かかるのかを正確に知るには、手続きの内容をふまえて確認することが欠かせません。
起算点を自分で正確に判断するのは、意外と難しいものです。「いつ延滞を解消したか」「いつ手続きが完了したか」があいまいだと、消える時期も読めません。確実に知りたいなら、開示請求で実際の登録状況を確認するのがいちばんです。
ブラックリスト期間中にできること・できないこと
事故情報が登録されているあいだは、お金まわりでいくつかの制限がかかります。何ができて、何ができないのかを知っておくと、その期間の過ごし方を考えやすくなります。
できないこと
事故情報があるあいだは、新たな借入やクレジットカードの作成が難しくなります。ローンの審査も通りにくくなります。また、新しいカードが作れないだけでなく、いま持っているカードが、更新のタイミングで使えなくなることもあります。さらに、ローンやクレジットの保証人になることも難しくなります。お金を借りる、立て替える、といった場面で、制限がかかると考えておくとよいでしょう。具体的には、住宅ローンや自動車ローンが組めない、新しいクレジットカードが作れない、スマートフォンの端末代金を分割で支払えない、といったことが起こりえます。分割払いも、実質的には信用にもとづく取引なので、審査の対象になるのです。こうした場面で不便を感じることはありますが、いずれも一時的なものです。期間が過ぎれば、また利用できるようになります。
できること
一方で、できることもたくさんあります。デビットカードは、銀行口座から即時に引き落とされる仕組みで、信用情報の審査がないため、事故情報があっても作れます。プリペイドカードも同様に利用できます。銀行口座を開設したり、預金をしたりすることにも、基本的に影響はありません。日常生活そのものが送れなくなるわけではない、という点は知っておくとよいでしょう。クレジットカードが使えないと、ネットショッピングや公共料金の支払いに困るのでは、と心配する方もいます。しかし、デビットカードやプリペイドカードがあれば、その多くは代用できます。最近では、こうしたカードが使える場面も広がっており、クレジットカードがなくても、日常の支払いで大きく困ることは少なくなっています。工夫しだいで、不便はかなり減らせるのです。
事故情報がある期間は、不便に感じることもありますが、工夫すれば乗り切れます。そして何より、この期間は永久ではありません。期間が過ぎれば、また元どおりの審査を受けられるようになります。今できることを活用しながら、その時を待つことになります。むしろ、この期間は、現金やデビットカードを中心とした、借金に頼らない暮らし方を身につけるよい機会ともいえます。事故情報が消えた後も、その習慣を続ければ、お金まわりをより健全に保てます。制限のある期間を、前向きな準備期間ととらえてみるのもよいでしょう。
ブラックリストを早く消す方法はある?
「一日でも早く消したい」――そう思うのは当然のことです。では、登録期間を短くしたり、早く消したりする方法はあるのでしょうか。
原則として、期間を待つしかない
残念ながら、正規の事故情報を、期間が来る前に消すことは、原則としてできません。事故情報は、定められた期間が経過することで、自動的に消えていきます。裏を返せば、期間さえ過ぎれば、何もしなくても確実に消える、ということでもあります。「早く消す裏技」のようなものは存在しないので、基本は期間を待つことになります。これは、見方を変えれば、安心できる事実でもあります。特別な手続きをしなくても、ただ時間が過ぎるのを待つだけで、記録は確実に消えてくれるからです。あれこれ手を尽くす必要はなく、期間の経過を待てばよい、と考えれば、気持ちも楽になるのではないでしょうか。あせらず、その時を待ちましょう。
「すぐ消せる」とうたう業者には注意
ときどき、「ブラックリストをすぐに消せる」とうたう業者を見かけることがありますが、こうした話には十分な注意が必要です。正規の事故情報を不正に消すことはできず、そうした勧誘は、トラブルや新たな被害につながるおそれがあります。事故情報は、正しく期間を待てば必ず消えるものですから、あやしい話に乗る必要はありません。こうした業者は、「信用情報を消す」と称して高額な料金を請求したり、別の借入を勧めて、さらに状況を悪化させたりすることがあります。困っているときほど、こうしたうまい話に心が動きがちですが、正規の方法で消せないものを消せると言っている時点で、信用できません。お金に困っているなら、こうした業者ではなく、後述する正当な解決方法を検討すべきです。
もし、登録の内容そのものが事実と違う――たとえば、身に覚えのない記録が登録されているといった場合は、その情報の訂正を求めることができます。ただし、これはあくまで誤りを正すための手続きであって、正規の記録を早く消すものではありません。正規の事故情報については、期間を待つのが正しい対応です。なお、こうした誤った記録に気づくためにも、開示請求で自分の信用情報を確認しておく意味があります。万が一、覚えのない借入やカードの記録があれば、第三者に名前を使われているなどの可能性もあります。早く気づければ、それだけ早く対処できます。
ブラックリスト期間が消えたかどうかの確認方法
「そろそろ消えているはず」と思ったら、本当に消えたかどうかを確かめましょう。自分の信用情報は、自分で確認できます。
信用情報の開示請求で確認する
事故情報が消えたかどうかは、信用情報機関に開示請求をすることで確認できます。開示請求とは、自分の信用情報の内容を、機関に求めて確認する手続きです。インターネットや郵送などで手続きでき、手数料も数百円から千円程度です。開示された情報に事故情報の記載がなければ、すでに消えている、ということになります。信用情報を管理する機関は複数あり、自分がどこから借りていたかによって、情報がどの機関にあるかが変わります。クレジットカードなのか、消費者金融なのか、銀行ローンなのかによって、確認すべき機関が異なるのです。確実を期すなら、複数の機関に開示請求をして、すべてで事故情報が消えていることを確認しておくと安心です。それぞれ手数料はかかりますが、いずれも千円程度ですので、大きな負担にはなりません。
申し込み前に確認するのがおすすめ
ローンやクレジットカードを申し込む前に、開示請求で事故情報が消えていることを確認しておくと安心です。消えたと思い込んで申し込んだものの、実はまだ残っていて審査に落ちる、ということを避けられます。申し込んで落ちると、その記録も残ってしまうため、事前の確認は、無駄足を避ける意味でも有効です。とくに、住宅ローンのような重要な審査では、この事前確認が効いてきます。「大丈夫だろう」と見切り発車で申し込んで落ちてしまうと、その後の審査にも影響しかねません。大切な申し込みの前ほど、まず自分の信用情報を確かめておく。この一手間が、思わぬつまずきを防いでくれます。
自分の信用情報を確認するのは、正当な権利です。開示請求をしても、それが審査に不利に働くことはありません。気になっているなら、ためらわず確認するとよいでしょう。
ブラックリスト期間終了後に信用を回復するには
事故情報が消えれば、また審査を受けられるようになります。けれども、ただ消えるのを待つだけでなく、その後の信用回復を意識しておくと、よりスムーズに進みます。
消えた直後は記録が真っ白
事故情報が消えると、それまでの取引の記録も一緒に消えていることがあります。すると、信用情報がいわば真っ白の状態になります。記録が何もないと、審査する側からは判断材料がないため、かえって慎重に見られることもあります。これは、信用が悪いわけではなく、判断する材料がない、という状態です。よく「スーパーホワイト」などと呼ばれる状態で、若い人ならともかく、ある程度の年齢の人の信用情報が真っ白だと、審査する側は「過去に何かあったのかもしれない」と勘ぐることもあります。とはいえ、これは事故情報が残っているのとは違い、これから良好な実績を積めば、十分に挽回できる状態です。悲観する必要はありません。
少しずつ良好な実績を積む
そこで、信用を回復していくには、少しずつ良好な取引の実績を積んでいくことが有効です。たとえば、無理のない範囲でクレジットカードを使い、きちんと期日どおりに返済する。こうした良好な記録が積み重なることで、信用情報に「きちんと返済できる人」という実績が刻まれていきます。あせらず、着実に実績を作っていくことが、信用回復への近道です。具体的には、まず一枚、審査の通りやすいカードを作るところから始めるとよいでしょう。携帯電話の端末代金を分割で支払い、きちんと返済していくのも、良好な実績になります。大切なのは、一度にたくさん申し込まず、確実に返済できる範囲で、こつこつと信頼を積み重ねていくことです。焦りは禁物です。半年、一年と良好な記録が続けば、それが次の審査での信用につながります。
事故情報が消えるまでの期間を、生活を立て直す準備期間ととらえることもできます。その間に家計を整え、無理のない暮らし方を身につけておけば、信用が回復した後も、安定したお金との付き合いを続けやすくなります。たとえば、毎月の収支を見直して、貯蓄の習慣をつけておく。借金に頼らずに生活できる家計を作っておく。こうした準備をしておけば、信用が回復したときに、また同じ問題を繰り返すことを防げます。事故情報がある期間は、ただ我慢して待つだけの時間ではなく、次のステップへの土台を築く時間にできるのです。
ブラックリストに関するよくある質問
ブラックリストに載ると、家族にも影響しますか?
信用情報は、あくまで本人の記録です。事故情報があっても、それが家族の信用情報に影響することは、原則としてありません。家族が自分名義でローンやカードを申し込む場合、本人の事故情報が直接の理由で審査に落ちることはないのです。「自分がブラックだと、配偶者や子どもまでローンを組めなくなるのでは」と心配する方がいますが、信用情報はあくまで個人ごとに管理されるため、その心配は基本的に無用です。ただし、家族が保証人になっている借金などについては、別の影響が出ることもあります。心配な場合は、具体的な状況を専門家に相談するとよいでしょう。
事故情報が消えたら、すぐにローンを組めますか?
事故情報が消えれば、審査を受けられるようにはなります。ただし、消えた直後は信用情報の記録が少ないため、審査では慎重に見られることもあります。すぐに大きなローンが通るとは限らない、と考えておくとよいでしょう。まずは無理のない範囲で良好な取引の実績を積み、少しずつ信用を回復していくのがおすすめです。
債務整理をすると、必ずブラックリストに載りますか?
任意整理、個人再生、自己破産といった債務整理をすると、その情報が事故情報として登録されます。つまり、一定期間は、いわゆるブラックリストに載った状態になります。ただし、これは借金を整理して生活を立て直すための、いわば必要な代償です。一定期間が過ぎれば事故情報は消え、また審査を受けられるようになります。借金に苦しんでいるなら、この影響を理由に債務整理をためらうより、まず借金を解決することを優先したほうがよい場合も多いといえます。
ブラックリストの期間中に、お金を借りる方法はありますか?
事故情報がある期間は、正規の金融機関からの借入は難しくなります。ここで注意したいのが、「ブラックでも貸します」とうたう、あやしい業者には絶対に手を出さないことです。こうした業者は、法外な金利を取る違法な貸金業者であることが多く、かえって状況を悪化させます。とくに、正規の業者から借りられない人を狙って近づいてくるため、困っているときほど注意が必要です。お金に困っているなら、新たな借入ではなく、債務整理など借金そのものを解決する方法を検討するのが正しい対応です。借りて返す、という発想から離れることが、本当の解決につながります。
過去の延滞を完済すれば、すぐに事故情報は消えますか?
完済しても、事故情報がすぐに消えるわけではありません。延滞を解消した時点などから、登録期間が経過するのを待つことになります。ただし、完済したという事実は記録され、そこから消えるまでの期間が数えられていきます。完済は、信用回復に向けた大切な一歩ですが、それで即座に記録が消えるわけではない、と理解しておきましょう。とはいえ、完済しないかぎり、登録期間のカウントそのものが始まらないこともあります。その意味で、まず延滞を解消し、完済することが、記録を消すための出発点になります。あせらず、できることから順に進めていくことが大切です。
まとめ――不安は、確認することで見通しに変わる
いわゆるブラックリストとは、延滞や債務整理などの事故情報が信用情報に登録され、審査に通りにくくなった状態のことです。「ブラックリスト」という名簿が存在するわけではなく、その実態は信用情報の記録です。そして、その事故情報は、おおむね五年から七年で消えるのが目安で、一生残り続けるものではありません。登録期間は、延滞を解消した時点や手続きが完了した時点などから数えるため、起算点を正しく押さえることが大切です。
事故情報がある期間は、新たな借入やカード作成が難しくなりますが、デビットカードの利用など、できることもたくさんあります。正規の事故情報を期間前に消すことはできず、「すぐ消せる」とうたう業者には注意が必要です。消えたかどうかは開示請求で確認でき、その後は良好な取引の実績を少しずつ積むことで、信用を回復していけます。先の見えない不安も、自分の信用情報を確認し、消える時期の見通しを立てれば、落ち着いて対応できるようになります。もし事故情報の原因が返済中の借金にあるなら、まずはその借金の解決から始めることが、再出発への確かな一歩になります。一人で抱え込まず、必要なら専門家の力も借りながら、着実に前へ進んでいきましょう。
あなたの借金はいくら減額できる?無料診断
任意整理後の月々の返済額目安
2万円
※ 簡易計算です。任意整理は弁護士・司法書士が交渉し将来利息のカット等を行うもので、実際の減額幅は借入先・返済状況により異なります。個人再生・自己破産では更に大きな減額が可能な場合があります。
